SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問25
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア上位企業の市場シェアを奪うことを目標に、 製品、 サービス、 販売促進、 流通チャネルなどのあらゆる面での差別化戦略をとる。
- イ潜在的な需要がありながら、 大手企業が参入してこないような専門特化した市場に、 限られた経営資源を集中する。
- ウ目標とする企業の戦略を観察し、 迅速に模令することで、 開発や広告のコストを抑制し、 市場での存続を図る。
- エ利潤、 名声の維持・向上と最適市場シェアの確保を目標として、 市場内のすべての顧客をターゲットにした人方位戦略をとる。
解き方のヒントを見る
買う時の値段(イニシャル)だけでなく、電気代や修理費などの「生涯コスト(TCO)」で損得を考える
コスト評価の指標「TCO(総所有コスト)」の問題だよ。パソコンやシステムを導入する時、つい「本体の価格(初期導入費用)」だけで安い方を選びがちだよね。でも、実際にはその後の「電気代」「サポート費用」「バージョンアップ代(運用・保守費用)」など、廃棄するまでに発生するすべてのコストを足し合わせた「TCO」で比較しないと、結果的に大損しちゃうかもしれないよ。
この問題で問われていること
初期費用(開発費など)のみのコスト比較ではなく、「導入から運用、保守、廃棄に至るまでに必要なすべての費用(TCO)」を評価対象とすることの大切さを理解して選択肢を選ぼう。
Life Cycle Cost
life cycle cost evaluates total cost across acquisition、 operation、 maintenance、 and disposal
acquisition\noperation\nmaintenance\ndisposal
確認ポイント
- 導入費用だけでは判断しない。
- 全期間の総費用を見る。
- LCC を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これが正解だよ。上位企業からシェアを奪うために、商品やサービス、売り方などで違いを出して攻めるのがチャレンジャー戦略なんだ。人気店の隣で『うちは味も接客もメニューも違うよ』と勝負するイメージだよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。大手が入りにくい小さな専門市場に集中するのは『ニッチャー戦略』だよ。大通りの大型店と戦うのではなく、特定の人だけが欲しがる専門店で勝つ感じなので、トップ企業に挑むチャレンジャーとは違うよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。他社のやり方をよく見てまねし、開発費や広告費を抑えるのは『フォロワー戦略』だよ。先に行く人の足跡をたどって安全に進むイメージで、上位企業に差別化で挑むチャレンジャー戦略ではないよ。
選択肢エ(正解)
これは不正解だよ。市場のすべてのお客さんを相手にして、名声やシェアを守るのは、すでに一番強いお店が街全体をカバーするような『リーダー戦略』なんだ。今回のチャレンジャー戦略は、トップに挑む立場なので違うよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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