SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問25
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア残業時問の減少率
- イ販売単価下落の防止率
- ウ不良在庫の減少率
- エ優良顧客数の増加率
解き方のヒントを見る
材料の仕入れから製品が売れるまでの「在庫のダブつき(滞留時間)」を減らして、サプライチェーンを効率化する
供給網の最適化「SCM(サプライチェーンマネジメント)」の効果測定についての問題だよ。SCMの最大の目的は、部品メーカー、工場、小売店、顧客までのモノの流れを一元管理して、「作りすぎ」や「品切れ」という無駄を無くすことなんだ。だから、SCMが成功しているかは、製品や原材料が倉庫に眠っている時間(在庫滞留日数など)がどれくらい減ったか、という在庫の回転効率で評価するよ。
この問題で問われていること
単なる生産現場の「残業時間削減」や「新規顧客の開拓」と混同せず、「需要と供給を合致させて、資材の調達から販売までのプロセスにおける『製品・部品の在庫滞留時間(または過剰在庫)を削減できているか』」をSCMの評価指標として選ぼう。
SCM Improvement Indicator
supply chain management improvement is evaluated through inventory efficiency、 especially whether excess or obsolete inventory has been reduced
focus on inventory flow\nreduce excess stock\nreduce obsolete inventory
確認ポイント
- SCM は在庫と物流の最適化を見る。
- 販売単価や顧客数は直接指標ではありません。
- 不良在庫の減少を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。残業時間が減るのは、会社の作業効率や働き方改善の指標としては大事。でもSCMが見たいのは、商品の流れがスムーズになったかどうかなんだ。レジ係の残業が減ったかより、商品が倉庫に余らず店に届いているかを見るイメージだよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。販売単価の下落を防ぐのは、値引きしなくても売れるか、ブランド価値を保てているかといった販売・マーケティング寄りの話なんだ。SCMは値札の守り方ではなく、材料から販売までの流れをムダなくする仕組みだから、直接の改善指標としてはズレているよ。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。不良在庫は、売れ残って倉庫に眠っている商品みたいなもの。SCMは仕入れ・生産・配送・販売の流れをうまくつなげて、必要なものを必要なだけ届ける仕組みだから、ムダな在庫が減ったかは改善効果を見るのにぴったりなんだ。
選択肢エ
これは不正解だよ。優良顧客が増えるかどうかは、お客さんとの関係づくりを見るCRM寄りの話なんだ。SCMは「材料を仕入れて、作って、運んで、売る流れ」を整えることだから、商店街でいうと“常連さんが増えたか”より“商品がムダなく届いているか”を見るのが本筋だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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