SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問24
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア企業改革において既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し、 業務フロー、 管理機構、 情報システムを再構築する手法のこと
- イ企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために、 基幹業務を部門ごとではなく統合的に管理するための業務システムのこと
- ウ発注者とITアウトソーシングサービス提供者との問で、 サービスの品質について合意した文書のこと
- エビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を、 ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと
解き方のヒントを見る
業務の「部品(サービス)」をネットワーク越しに貸し借りして、システムを組み立てる(SOA)
再びシステム構築の設計思想「SOA(サービス指向アーキテクチャ)」についての問題だよ。SOAは、「住所変更」「クレジットカード決済」といった個々の業務機能を、ネットワーク経由で他のプログラムから利用できる独立した『サービス(部品)』として用意するんだ。会社のビジネスルールが変わった時も、システムを一から作り直さずに、サービスの繋ぎ方を変えるだけで柔軟に対応できるのがメリットだよ。
この問題で問われていること
業務全体の抜本的見直し(BPR)や統合業務パッケージ(ERP)といった経営管理用語と区別して、「ソフトウェアの機能単位(サービス)を疎結合で組み合わせてシステム全体を構成するアーキテクチャ(SOA)」を選び出そう。
SOA
service-oriented architecture builds systems by providing business functions and supporting IT capabilities as software services that can be combined
service as software component\ncombine business functions\narchitecture viewpoint
確認ポイント
- BPR や ERP と区別する。
- サービス部品化が本質です。
- システム構成の考え方を問う。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これはBPRの説明だよ。たとえば、お店のレジ・在庫確認・発注のやり方を全部見直して、仕事の流れそのものを作り直す感じ。業務改革の手法の話であって、IT機能をサービスとして部品化するアーキテクチャの説明ではないから不正解だよ。
選択肢イ
これはERPの説明だよ。たとえば、家計簿・冷蔵庫の在庫・買い物リストを別々に管理せず、1冊のノートでまとめて管理するようなもの。会社の基幹業務を統合管理するシステムの話なので、SOAの説明としては不正解だよ。
選択肢ウ
これはSLAの説明だよ。たとえば、宅配サービスで「翌日までに届けます」「壊れたら補償します」と約束を文書にするようなもの。サービス品質の約束の話であって、SOAのようにシステム機能をサービス部品として組み合わせる話ではないから不正解だよ。
選択肢エ(正解)
これがSOAの説明だよ。たとえば、料理で「切る係」「焼く係」「盛り付け係」を部品のように分けて、必要に応じて組み合わせる感じ。ビジネス機能やIT機能をサービスという部品として提供し、組み合わせてシステムを作る考え方なので正解だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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