SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成21年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問27
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア革新的な新製品を開発するといった、 製品そのものに関する技術革新である。
- イ既存製品の細かな部分改良を積み重ねる技術革新である。
- ウ経営構造の全面的な変革を必要とする技術革新である。
- エ研究開発過程、 製造工程、 及び物流過程の技術革新である。
解き方のヒントを見る
公的なルール(法律)ではないけれど、みんなが使っているから「事実上の世界基準」になったもの
「デファクトスタンダード(事実上の標準)」は、国際機関が話し合って決めたわけではないけれど、市場競争で圧倒的に普及した結果、みんなが当然のように使うようになった標準規格のこと。たとえばキーボードの「QWERTY配列」や「WindowsのOS」などがこれだよ。
この問題で問われていること
ISOやJISなどの機関が定めた正式な規格(デジュールスタンダード)とは対照的。「市場シェアの競争に勝って、実質的に業界の標準になったもの」を選ぼう。
De Facto Standard
a de facto standard becomes standard in practice through widespread market adoption rather than formal standardization
market adoption\npractical standard\nnot necessarily formal
確認ポイント
- 公的規格とは限らない。
- 普及の結果です。
- デファクトスタンダードを選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。革新的な新製品を作ることはたしかに大きな技術革新になり得るけど、この説明は「製品そのもの」に注目しすぎているよ。ラディカルイノベーションは、新しい商品だけでなく、会社の仕組みやビジネス全体を変えるような大きな変化を指すんだ。新しい鍵を作るだけでなく、家の出入りの仕組み自体をスマートロックに変える感じだよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。既存製品の細かな改良を少しずつ積み重ねるのは、ラディカルイノベーションというより「ちょっとずつ便利にする改良」だよ。たとえば自転車のベルを少し鳴らしやすくする、サドルを少し座りやすくする、みたいな変化で、会社の仕組みごと大きく変えるほどではないんだ。
選択肢ウ(正解)
これが正解だよ。ラディカルイノベーションは、ただ商品を少し良くするのではなく、会社のやり方や事業の形まで大きく変えるような技術革新のことだよ。たとえば、街の窓口で手続きしていた会社が、全部オンラインサービス中心に変わるようなイメージだね。売り方、人の配置、収益の出し方まで変わるくらい大きな変化なんだ。
選択肢エ
これは不正解だよ。研究開発、製造、物流のやり方を変えるのは「工程」や「プロセス」の技術革新に近いよ。たとえば工場の流れ作業を速くしたり、配送ルートを効率化したりする感じだね。ラディカルイノベーションは、それだけに限らず、会社の事業や経営構造まで大きく変えるような革新を指すんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問27(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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