SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅱ
平成26年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅱ 問9
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア14,7
- イ14,8
- ウ128,7
- エ128,8
解き方のヒントを見る
目的と検証範囲を切り分ける視点
テストを考えるときは、何を確かめたいのか、どこまで対象にするのか、結果をどう評価するのかを混同せず、設問中の表現をそれぞれの観点に分けて順番に丁寧に整理しましょう。
この問題で問われていること
一つの観点として、設問の記述がどの観点に関する説明かを、文の中心となる語句と、それが向けられている対象の関係から読み取り、同じ基準で対応を確認してください。印象だけで決めないことが大切です。
視点
テストに関する記述を読む際は、文が説明しているものと、その説明が向けられる対象を分けて捉えます。そのうえで、設問が求める観点にだけ注目し、周辺的な印象や知識で判断を補わないようにします。
確認ポイント
- 設問が中心に置いている観点を一つに絞れているか
- 記述の主語と確認・評価の対象が対応しているか
- 別の観点を根拠にせず同じ軸で説明を見直したか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
七つの項目がそれぞれ0又は1の二者択一なので、全パターン数は2の7乗で128回になる。直交表を使う場合は、表の8行をテストケースとして利用するため、組合せは128回と8回です。
理由
全パターンをテストする場合、七つの項目それぞれに二つの値があるため、2×2×2×2×2×2×2=2の7乗=128通り、したがって128回となる。直交表を用いる場合は、図の行番号1〜8に対応する8行をテストケースとして使うので8回です。
比較
直交表は全ての組合せを列挙する表ではなく、二列間で0と1の組合せが公平に現れるように代表的なケースを選ぶための表です。したがって、全パターン数の128と、表の行数に基づく8を混同しないことが重要です。
選択肢ア
これは不正解だよ。前半の14回は、七つの二者択一項目の全パターン数と一致しない。全ての組合せを試すには2の7乗を計算する必要があり、後半の7回も図の直交表の行数8と一致しないため、両方の数が設問の条件から外れている。
選択肢イ
これは不正解だよ。後半の8回は、直交表の8行を使うテストケース数として正しい。一方、前半の14回は七つの項目を全て組み合わせた数ではなく、二者択一を七項目分組み合わせた2の7乗の結果である128回と異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。前半の128回は、七つの二者択一項目について全パターンを試す回数として正しい。しかし、直交表を用いるテストケース数は表の行数で数えるため、図の8行ではなく7回とする後半が条件に合わない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。全パターンでは各項目の0又は1を組み合わせるので、2の7乗=128通りとなる。直交表を使う場合は、提示された表の行番号1〜8に対応する8ケースを作成するため、テスト回数の組合せは128回と8回になる。
学習のポイント
全数テストと直交表テストでは、数える対象が異なることを理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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