PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アJenkins
- イRedmine
- ウSelenium
- エZabbix
解き方のヒントを見る
OSSの主目的から分類を見極める
ソフトウェアを識別するときは、名称の印象ではなく、そのソフトウェアが本来どのような業務を支えるために作られたかという主目的に着目します。付随機能と中核機能を区別して考えることが大切です。
この問題で問われていること
各ソフトウェアについて「主に何を管理・処理するために使われるのか」を一文で言えるかを確かめ、問われている用途と照らし合わせる観点が中心です。複数機能を持つ製品でも中核の用途は一つに定まります。
視点
オープンソースソフトウェアは、それぞれ特定の作業領域を支える目的で開発されています。拡張機能などで似た機能を持つことがあっても、中核となる利用場面は製品ごとに異なります。名前の響きや知名度で判断せず、そのソフトウェアを導入した組織が日常的にどんな作業に使っているかを思い浮かべて整理すると、用途の違いが見えやすくなります。
確認ポイント
- 各ソフトウェアの主目的を、自分の言葉で一文にまとめられるか
- 付随的な機能と中核の用途を混同していないか
- 問われている用途の記述と、主目的が同じ作業領域を指しているか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
チケットを使ってタスクを起票し、調査、解決、クローズなどの状態で進捗を管理し、ワークフローを実現するOSSはRedmineです。
理由
設問は、タスクをチケットとして登録し、起票や調査、解決、クローズなどの状態遷移によって進捗を管理できるOSSを問う。この特徴は、プロジェクトの課題管理だけでなく、インシデントやサービス要求の管理にも利用できるRedmineの機能と一致する。
比較
Jenkinsはビルドやテスト、デプロイなどの継続的インテグレーションを支援する。SeleniumはWebブラウザ操作の自動テストに用いる。Zabbixはサーバやネットワークなどの監視を行い、状態変化を検知する。いずれも設問の中心であるチケット状態による作業管理が主目的ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。Jenkinsはソースコードの変更を契機にビルド、テスト、デプロイなどを自動化する継続的インテグレーションのためのOSSである。設問が示す、タスクをチケットとして起票し、調査や解決、クローズの状態で進捗を管理する用途とは中心となる機能が異なる。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。Redmineはプロジェクトの課題や作業をチケットとして登録し、担当者や期限、状態などを管理できるOSSである。起票、調査、解決、クローズといった状態を用いた進捗管理やワークフローに対応し、インシデント管理やサービス要求管理にも利用できる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。SeleniumはWebブラウザを自動操作して、画面の機能や動作をテストするためのOSSである。テスト自動化には利用できるが、設問のように実施すべきタスクをチケット化し、状態遷移で進捗やワークフローを管理するOSSではない。
選択肢エ
これは不正解だよ。Zabbixはサーバ、ネットワーク機器、サービスなどを監視し、収集した性能情報や障害の発生を把握するためのOSSである。監視結果に基づく通知はできるが、設問の中心である作業チケットの状態管理やワークフローを実現する製品ではない。
学習のポイント
各OSSが主に扱う対象と、チケットによる状態管理の関係を整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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