PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問18
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア図ア
- イ図イ
- ウ図ウ
- エ図エ
解き方のヒントを見る
利用量と料金の関係を読み解く視点
課金方式の違いを考えるときは、方式の名称を覚えるよりも、利用量が変化したときに料金がどう応答するかという一つの観点に絞って整理すると、表現形式が何であっても対応づけを落ち着いて検討しやすくなります。
この問題で問われていること
確認すべき観点は、利用量を少しずつ増やしていったときに料金がどの範囲でどのように変わるか(変わらないかも含めて)を、各方式の取り決めの言葉から自分で描き起こせるかどうかという一点です。
視点
課金方式とは、利用者がサービスをどれだけ使ったかと、支払う金額との間の取り決めです。名称だけで判断すると似た言葉に引きずられやすいため、取り決めの内容を「利用量が少ないとき」と「利用量が増えていくとき」の両面から自分の言葉で言い直し、それが示されている量の意味とどう結びつくかを考えると整理しやすくなります。
確認ポイント
- 比較に使われている二つの量(例えば軸や見出し)がそれぞれ何を表しているかを最初に確かめたか
- 各方式の取り決めを、利用量が増えたときの料金の動きとして自分の言葉で言い直せたか
- 言い直した料金の動きと、提示されている変化の様子とが矛盾なく結びつくかを確かめたか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
逓減課金は、利用量が増えるほど追加利用分に対する料金の増加率が小さくなる方式です。したがって、利用料金自体は増加するが、グラフの傾きは次第に緩やかになる。
理由
逓減課金では、利用量が増えるにつれて利用料金は増加する一方、追加の利用量に対する料金の増加分は小さくなる。この関係は、右上がりでありながら、途中から傾きが緩やかになる形で表される。
比較
図ウは、利用量の増加に伴って利用料金が増え、区間が進むにつれてグラフの傾きが小さくなっている。図アは料金が減少し、図イは途中から料金が一定、図エは傾きが大きくなるため、逓減課金の関係とは異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。図アは利用量が増えるにつれて利用料金が減少している。逓減課金は、追加利用分の料金の増加率が小さくなる方式であり、料金の総額まで減少することを示すものではないため、設問の条件と一致しない。
選択肢イ
これは不正解だよ。図イは利用量の増加に伴って料金が増えた後、一定額で横ばいになっている。これは上限額が設定されたような形であり、利用量の増加に対する料金の増加率が段階的に小さくなる逓減課金の表現とは異なる。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。図ウは利用量が増えるほど利用料金も増加し、グラフの傾きが途中から小さくなっている。つまり、追加の利用量に対する料金の増加率が低下しており、逓減課金方式の特徴を表している。
選択肢エ
これは不正解だよ。図エは利用量の増加に伴って料金が増え、さらに途中からグラフの傾きが大きくなっている。これは追加利用分の料金が次第に高くなる関係を示すため、増加率が小さくなる逓減課金とは反対の傾向である。
学習のポイント
料金の総額と、追加利用分の料金の増加率を区別してグラフを読む。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問18(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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