PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アソースコードを画面に表示しながら,プログラムの実行及び中断,変数の値の表示などの,バグの発見を支援する機能を提供する。
- イテストケース及びテストプログラムの開発を支援して,バグの発見を容易にする。
- ウバグの数とソースプログラムの諸元から,品質管理のためのメトリクスを算定する。
- エ発見されたバグの内容,バグが発生したソフトウェアのバージョンなどを記録し,その修正計画や修正履歴を管理する。
解き方のヒントを見る
開発支援ツールを目的で見分ける視点
開発支援ツールを区別するときは、名称の響きや印象ではなく、そのツールが開発作業のどの場面で何を対象に働き、利用者にどのような成果をもたらすのかという「目的」に注目して整理すると、混同を防ぎやすくなります。
この問題で問われていること
この問題では、各ツールについて「何を対象に働き、その結果として何が得られるのか」という一つの観点に絞り、問われている状況や目的と照らし合わせて整合するかどうかを確かめることが検討の中心になります。
視点
開発支援ツールは種類が多く、名前が似ていたり、同じ工程で使われたりするため混同しやすい分野です。区別するときの基本は、ツールを「入力として受け取るもの」「内部で行う働き」「出力として得られるもの」の流れで捉えることです。名称から連想した印象だけで判断せず、そのツールがなければ開発者がどのような作業を手で行う必要があるのかを想像すると、ツールの役割が浮かび上がります。自分の知識を思い出す際も、この流れに沿って整理し直してから問われている内容と照らし合わせると、判断の根拠がはっきりします。
確認ポイント
- そのツールが働きかける対象は何か(何を受け取って処理するのか)を自分の言葉で説明できるか確認する
- そのツールを使った結果、開発者の手元に何が得られるのかを具体的に思い描けるか確認する
- 問われている状況や目的と、ツールの対象・結果が矛盾なく結びつくかを一つずつ照らし合わせる
正解と解説を見る
正解
エ
解説
バグトラッキングシステムは、発見されたバグの内容や発生時のソフトウェア情報を記録し、修正計画や修正履歴などの対応状況を管理する仕組みです。
理由
バグトラッキングシステムは、発見したバグを登録し、内容、発生したソフトウェアのバージョン、担当、対応状況、修正履歴などを管理する。これにより、修正漏れや対応状況の不明確化を防ぎ、問題を継続的に追跡できる。
比較
ソースコードを実行・中断し変数値を確認する機能はデバッガ、テストケースやテストプログラムの開発支援はテスト支援ツール、バグ数などから指標を算定する機能は品質メトリクスの仕組みに該当する。
選択肢ア
これは不正解だよ。この説明は、ソースコードを表示しながらプログラムを実行・中断したり、変数の値を確認したりする機能を扱っている。これは実行中の原因調査を支援するデバッガの役割であり、発見したバグの内容や修正計画、修正履歴を管理する仕組みの説明ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。この説明は、テストケースやテストプログラムを開発して、バグを発見しやすくする活動を示している。主眼はテストの準備や実施を支援することにあり、発見後のバグ情報を記録し、修正計画や対応履歴を追跡するシステムの役割とは異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。この説明は、バグの数やソースプログラムの諸元から、品質管理に用いるメトリクスを算定することを示している。これは品質状況を数値で評価する活動であり、個々のバグの内容、発生バージョン、修正計画や修正履歴を管理する説明ではない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。バグトラッキングシステムは、発見されたバグの内容や発生したソフトウェアのバージョンなどを記録し、修正計画や修正履歴を管理する。問題を登録して対応状況を追跡し、修正漏れを防ぐという、バグ管理の中心的な役割を正しく説明している。
学習のポイント
デバッグ、テスト支援、品質メトリクス、バグ管理の役割を区別して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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