PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問2
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア計画のプロセス群
- イ実行のプロセス群
- ウ終結のプロセス群
- エ立ち上げのプロセス群
解き方のヒントを見る
プロセス群間の受け渡しを確認する
プロセス群どうしの関係を考えるときは、ある群で生まれたものが別の群でどう扱われるかという受け渡しの観点に絞って整理します。各内容が規格の枠組みの中でどの群の役割に当たるかを確かめながら検討しましょう。
この問題で問われていること
この問題で問われているのは個々のプロセス群の中身を暗記しているかではなく、群と群がどのようにつながり、何を手掛かりに次の活動が進むかを捉えられているかです。規格上の用語の意味を正確に押さえて判断しましょう。
視点
プロジェクトマネジメントの規格では、作業を性質の異なるいくつかのプロセス群に分けて整理しています。群どうしの相互作用を考える際は、ある群の成果が別の群の入力として使われるという受け渡しの関係に注目すると整理しやすくなります。どの群からどの群へ何が渡るのかは、規格の本文や図で自分で確認してください。
確認ポイント
- 各プロセス群が何を受け取り、何を生み出す役割なのかを自分の言葉で説明できるか
- ある群の成果が別の群でどのように利用されるかを、規格の定義に照らして確認したか
- 用語や群の名称を日常的な意味で解釈せず、規格上の意味で捉えているか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
変更要求は管理のプロセス群に作用し、管理のプロセス群が処理した承認された変更は、実際の作業を進めるプロセス群に作用する。したがって、図中のaは実行のプロセス群です。
理由
図では、変更要求が下側のプロセス群から管理のプロセス群へ向かい、承認された変更が管理のプロセス群から下側のプロセス群へ向かっている。この関係に該当するのは、承認された変更を受けてプロジェクト作業を実施する実行のプロセス群です。
比較
計画、終結、立ち上げの各プロセス群は、設問の図が示す変更要求と承認された変更の双方向の関係に該当しない。図の矢印の向きと、変更を実際の作業へ反映する役割を対応させることが判断のポイントになる。
選択肢ア
これは不正解だよ。計画のプロセス群は、プロジェクトの方針や進め方を定める役割を担うが、図で示されているように、管理のプロセス群から承認された変更を受けて実際の作業へ反映する対象ではないため、aには入らない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。実行のプロセス群は、計画に基づいてプロジェクトの作業を実施するプロセス群である。変更要求を管理のプロセス群で扱い、その結果として承認された変更が実行側へ作用するという図の関係に一致する。
選択肢ウ
これは不正解だよ。終結のプロセス群は、プロジェクトやフェーズを完了させるための処理を行うものである。図が示すような、管理のプロセス群から承認された変更を受けて作業を進める関係とは一致しない。
選択肢エ
これは不正解だよ。立ち上げのプロセス群は、プロジェクトやフェーズを開始するための処理を行うものである。管理のプロセス群が承認した変更を受け、実際のプロジェクト作業へ反映する対象を示す図とは役割が異なる。
学習のポイント
管理のプロセス群と実行のプロセス群の間で、変更要求と承認結果がどのように流れるかを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問2(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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