PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
令和6年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問6
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア18
- イ19
- ウ20
- エ21
解き方のヒントを見る
条件の適用範囲を確かめる
所要期間を考える前に、与えられた条件がどの範囲に当てはまるのかを整理しましょう。条件を全体に関わるものと決めつけず、明示された対象と範囲を確かめ、検討の途中でその受け取り方が変わっていないかを意識してください。
この問題で問われていること
この問題では、条件の適用範囲を一貫して捉えることに注目しましょう。記載された条件と自分で補った前提を区別し、対象や範囲を広げたり狭めたりしていないかを確認すると、判断の根拠を整理しやすくなります。
視点
条件を整理するときは、その条件が関わる対象と範囲に注目します。明示された範囲と自分の解釈を分けておくと、検討の途中でも同じ前提に立ち戻れます。
確認ポイント
- 各条件の適用対象と範囲を、記載に沿って捉えていますか。
- 条件の適用範囲を、根拠なく広げたり狭めたりしていませんか。
- 検討の途中でも、条件の適用範囲を同じ意味で扱っていますか。
正解と解説を見る
正解
イ
解説
最少所要日数はイの19日です。依存関係だけなら18日ですが、その配置にはBの連続した設備使用を組み込めません。Bの設備使用を確保し、Dの開始を1日遅らせることで19日で完了できます。
理由
FSは先行作業の終了後に後続作業を開始する関係です。A→C→Dの所要日数は8日+5日+5日=18日なので、18日未満では完了できません。開始を0日目とする経過日数で表すと、18日で完了するにはAを0〜8日、Cを8〜13日、Dを13〜18日に固定する必要があります。各作業の最終3日間の設備使用は、順に5〜8日、10〜13日、15〜18日です。設備の空きは0〜5日、8〜10日、13〜15日だけで、後二つは各2日間しかなく、Bに必要な連続3日間を確保できません。0〜5日に入れるにはBを5日目までに終える必要がありますが、Bは12日間かかるため不可能です。したがって18日では実行できません。
比較
Aを0〜8日、Cを8〜13日、Bを4〜16日に配置すると、設備使用はAが5〜8日、Cが10〜13日、Bが13〜16日です。DをCの終了直後の13日目に開始すると、Dの設備使用は15〜18日となり、Bと15〜16日の1日間重なります。そこでDの開始を1日遅らせて14日目とすると、Dは14〜19日、設備使用は16〜19日となり、競合が解消します。所要日数は8日+5日+待機1日+5日=19日で、Bも16日目に終了しています。18日では不可能で19日では実行できるため、最少は19日です。20日や21日でも実行できますが、この配置より長く、最少ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。18日で終えるには、Aを0〜8日、Cを8〜13日、Dを13〜18日に固定する必要がある。試験設備の空きは0〜5日、8〜10日、13〜15日だけで、後二つは各2日間しかない。Bの最終3日間は入らず、0〜5日に入れるにも所要12日間のBを5日目までに終える必要があり、不可能である。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。Aを0〜8日、Cを8〜13日、Bを4〜16日、Dを14〜19日に実行すれば、設備使用は順に5〜8日、10〜13日、13〜16日、16〜19日となり重ならない。Dを13日目に始めると設備使用がBと1日重なるので、開始を1日遅らせる。18日は実行不可能で、この配置で19日を達成できるため最少である。
選択肢ウ
これは不正解だよ。20日でも実行できるが、最少ではない。Aを0〜8日、Cを8〜13日、Bを4〜16日とし、Dを15〜20日に置けば、Dの設備使用は17〜20日となり競合しない。しかしDは14日目に開始でき、その設備使用を16〜19日に収められる。20日の配置には短縮できる1日がある。
選択肢エ
これは不正解だよ。21日で終える配置は作れるが、条件を満たす最少日数ではない。Aを0〜8日、Cを8〜13日、Bを4〜16日とし、Dを16〜21日に置けば、Dの設備使用は18〜21日となり競合しない。ただしDを14〜19日に移しても、設備使用はBの終了後の16〜19日に収まるので、2日短縮できる。
学習のポイント
依存関係による所要日数の下限と、共有設備の競合を考慮した実行可能な配置を照合しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問6(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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