PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
令和5年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア45
- イ46
- ウ49
- エ50
解き方のヒントを見る
機能規模を分類するための視点
ファンクションポイント法を検討するときは、利用者から見える機能を種類ごとに整理し、処理の境界や参照する情報の範囲を分けて考えることが出発点になります。説明の前提もそろえて確認します。
この問題で問われていること
この問題では、各機能が何を受け取り、何を外部へ提供し、どの情報群と関係するかという分類の観点に絞って、選択肢の説明が同じ基準で整理されているかを確認します。複数の観点を混ぜないことが大切です。
視点
機能種別や複雑度を考える際は、画面上の見た目だけで判断せず、利用者との入出力、保持・参照する論理的な情報群、外部システムとの境界を対応づけます。
確認ポイント
- 利用者から見た入力・出力の役割が整理されているか
- 情報を保持する範囲と、参照だけする範囲を区別できているか
- 機能の規模を判断する前提となる関係情報の数や処理内容が混同されていないか
正解と解説を見る
正解
ア
解説
表1の各トランザクションファンクションについて、関連ファイル数とデータ項目数から複雑さを判定する。①は外部入力で低、②は外部照会で高、③は外部照会で低、④は外部出力で中となり、表4の重みは順に3、6、3、5です。したがってトランザクション分は17FP、データファンクション分33FPを加えると未調整値は50FP。調整後は50FP×0.9=45FPとなる。
理由
①は関連ファイル数1、データ項目数8の外部入力で、表2から複雑さは低、3FPとなる。②は関連ファイル数3、データ項目数21の外部照会で、表3から高、6FP。③は関連ファイル数1、データ項目数12の外部照会で低、3FP。④は関連ファイル数2、データ項目数10の外部出力で中、5FPとなる。合計は17FPです。
比較
トランザクション分17FPに、条件で与えられたデータファンクション33FPを加えると、未調整ファンクションポイントは17FP+33FP=50FPとなる。調整要因0.9を適用するため、調整後は50FP×0.9=45FPであり、単位はファンクションポイント(FP)です。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。表1〜表4からトランザクション分を3FP+6FP+3FP+5FP=17FPと求め、データファンクション33FPを加えると未調整値は50FPになる。これに調整要因0.9を掛けるので、50FP×0.9=45FPとなる。
選択肢イ
これは不正解だよ。公式条件に従うと、各トランザクションの重みは合計17FP、データファンクションを含む未調整値は50FPである。調整要因0.9を適用した結果は45FPであり、46FPになる条件や単位の変更は問題文に示されていない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。表の複雑さ判定と表4の重み付けを行うと、トランザクション分は17FPとなる。データファンクション33FPを加え、調整要因0.9を適用した値は45FPであるため、49FPとなる別の条件や計算単位は与えられていない。
選択肢エ
これは不正解だよ。50FPは、トランザクション分17FPとデータファンクション33FPを合算した未調整ファンクションポイントである。設問ではさらに調整要因0.9を適用するため、調整後は45FPとなり、調整前の50FPを答えにはできない。
学習のポイント
表による複雑さ判定、重み付け、調整要因の適用順序を学ぶ問題です。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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