PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインターネットから内部ネットワークの公開Webサーバへの通信を、中継するために利用される。
- イインターネットと内部ネットワークとの通信を監視し、インターネットからの攻撃を検知するための技術である。
- ウ仮想的な専用ネットワークを確立するための技術である。
- エ内部ネットワークのPCからインターネットへの通信を、中継するために利用される。
解き方のヒントを見る
構成要素の役割を切り分ける視点
この分野では、各構成要素がどの範囲で要求を受け持ち、前後の要素とどのように責任を分担するかを整理し、名称の印象だけで判断せず、配置と担当範囲の対応を確認します。
この問題で問われていること
確認の中心は、構成図や説明に現れる役割の境界です。利用者側、処理を受ける側、その間に置かれる要素について、誰が何を担当する想定かを対応づけ、役割の重なりや飛躍がないかを見ます。
視点
構成を読むときは、各要素の位置関係と責任範囲を対応づけ、役割の境界が一貫しているかを整理します。
確認ポイント
- 各要素の担当範囲を文中の説明と対応づける
- 要素同士の役割分担に不自然な重なりがないか確認する
- 構成全体の流れと各要素の責任範囲が整合するか見る
正解と解説を見る
正解
ア
解説
リバースプロキシは、インターネット側の利用者から内部ネットワークに配置された公開Webサーバへの通信を、Webサーバの代理として受け付けて中継する仕組みです。
理由
リバースプロキシは、外部のクライアントからの要求を受け取り、内部ネットワーク上のWebサーバへ転送する。Webサーバを外部から直接見せず、負荷分散やアクセス制御などにも利用される。
比較
内部ネットワークのPCが外部へ接続する通信を代理するのは、通常のフォワードプロキシの役割です。通信監視や攻撃検知はIDSなど、仮想的な専用ネットワークの確立はVPNの役割に該当する。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。インターネット上の利用者から、内部ネットワークにある公開Webサーバへの要求を、Webサーバの代理として受け付けて中継するのがリバースプロキシである。外部からサーバを直接接続させない構成にもできる。
選択肢イ
これは不正解だよ。インターネットと内部ネットワークの通信を監視し、攻撃を検知することは、侵入検知システムなどの役割である。リバースプロキシにもアクセス制御などの機能はあるが、この選択肢の説明そのものを指す技術ではない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。仮想的な専用ネットワークを確立する技術はVPNである。VPNは通信経路を仮想的に構成し、拠点間接続やリモートアクセスなどを実現するもので、Webサーバへの要求を代理中継するリバースプロキシとは目的が異なる。
選択肢エ
これは不正解だよ。内部ネットワークのPCからインターネットへの通信を代理するのは、利用者側を保護・管理するフォワードプロキシの説明である。リバースプロキシは反対に、外部から内部の公開Webサーバへ向かう通信を代理する。
学習のポイント
フォワードプロキシとの違いを、通信方向と代理する対象で整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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