AUシステム監査技術者試験 午前Ⅱ

平成27年度春期 システム監査技術者 午前Ⅱ 問18

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

Web ページ内で info@example.co.jp が電子メールアドレスであることを表し,このアドレスへの電子メールの送信に利用される URI はどれか。

選択肢

  1. ア
    imap:info@example.co.jp
  2. イ
    mailto:info@example.co.jp
  3. ウ
    pop:info@example.co.jp
  4. エ
    smtp:info@example.co.jp
解き方のヒントを見る

URL要素を整理する監査視点

URLの各部分を見分けるときは、文字列を一度に解釈せず、役割の異なるまとまりへ分けて観察します。名称、位置、区切り記号、通信や資源を示す手掛かりを対応づけ、用語の意味を慎重に確認しましょう。

この問題で問われていること

ここではURLの構成要素を分類するための観察順序に集中します。全体の表記を追い、区切り位置と各まとまりの役割を仮置きしたうえで、選択肢の説明が同じ分類軸に沿っているかを照合してください。

視点

URLは複数の役割を持つ表記が組み合わさったものとして捉え、各まとまりの名称だけでなく、配置や周囲の記号との関係も確認します。

確認ポイント

  • 区切り記号ごとに、文字列のまとまりを分けて見ているか
  • 各まとまりについて、名称・位置・役割を混同していないか
  • 選択肢の説明を同じ分類基準で比較できているか
正解と解説を見る

正解

イ

解説

Webページから指定した電子メールアドレスへの送信に利用するURIでは、電子メール作成・送信の開始を表すURIスキームを用います。受信やメールサーバ間転送に関するプロトコル名とは役割が異なります。

理由

電子メール送信に利用するURIは、メールアドレスを宛先として指定し、利用者のメール作成・送信操作を開始できる形式です。URIのスキーム部分がこの用途を表します。

比較

IMAPとPOPは主にメールの受信・取得、SMTPはメールを配送する通信プロトコルです。これらはWebページ上で送信先を指定するURIスキームとしての役割とは異なります。

選択肢ア

これは不正解だよ。imapは、メールボックスに保存されたメッセージを利用者が参照・取得するための通信プロトコルです。Webページ上で指定した宛先へのメール作成や送信操作を開始するURIスキームを表していないため、この設問の用途には合いません。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。mailtoは、Webページなどに記載した電子メールアドレスを宛先として、利用者のメール作成・送信操作を開始するためのURIスキームです。したがって、info@example.co.jpへの送信に利用されるURIとして適切です。

選択肢ウ

これは不正解だよ。popは、メールサーバから利用者のメールを受信・取得するためのプロトコルを示します。宛先の電子メールアドレスを指定してWebページから送信操作を開始するURIスキームではないため、設問の目的と一致しません。

選択肢エ

これは不正解だよ。smtpは、メールサーバ間などで電子メールを送信・配送する通信プロトコルです。ただし、Webページ上で利用者のメール作成画面を開き、指定アドレスへの送信を開始するURIスキームではないため、この選択肢は適切ではありません。

学習のポイント

URIスキームとメール通信プロトコルの役割の違いを整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問18(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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