STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和7年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問24
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア機能:インシデント対応の中で,CSIRT間の情報連携,調整を行う。/サービス対象:他のCSIRT
- イ機能:インシデントの傾向分析やマルウェアの解析,攻撃の痕跡の分析を行い,必要に応じて注意を喚起する。/サービス対象:関係組織,国又は地域
- ウ機能:自社製品の脆弱性に対応し,パッチ作成や注意喚起を行う。/サービス対象:自組織及び自社製品の利用者
- エ機能:組織内CSIRTの機能の一部又は全部をサービスプロバイダとして,有償で請け負う。/サービス対象:顧客である組織
解き方のヒントを見る
対応関係を丁寧に整理する視点
各選択肢を個別の印象で判断せず、分類の軸と対象の軸を分けて読み、両者が同じ観点で対応づけられているかを確認しましょう。
この問題で問われていること
一つの対応関係に注目し、示されている役割や区分と、想定される対象の範囲が同じ粒度で整理されているかを読み取ることに集中してください。
視点
分類と対象を別々の軸として捉え、用語の印象ではなく、どの関係を説明しようとしているかを落ち着いて確認します。
確認ポイント
- 分類の基準と対象の基準を分けて読めているか
- 対応づけの粒度や範囲がそろっているか
- 用語の連想だけで判断せず文脈上の関係を確認したか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
ベンダーチームは、自社製品の脆弱性に対応し、パッチ作成や注意喚起を行う。対象は自組織と自社製品の利用者であるため、ウが適切です。
理由
ベンダーチームは、自社製品に存在する脆弱性への対応を行い、修正のためのパッチ作成や利用者への注意喚起を担う。サービス対象は自組織及び自社製品の利用者です。
比較
他の選択肢は、CSIRT間の調整、インシデントや攻撃痕跡の分析、又は組織内CSIRT機能の有償請負を示しており、ベンダーチームの機能と対象の組合せとは一致しない。
選択肢ア
これは不正解だよ。CSIRT間の情報連携や調整を行い、他のCSIRTをサービス対象とする組合せは、製品を提供するベンダーが自社製品の脆弱性に対応する機能を示していないため、ベンダーチームの説明として適切ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。インシデントの傾向分析、マルウェアや攻撃の痕跡の分析、注意喚起を行い、関係組織や国又は地域を対象とする内容は、製品の脆弱性対応を中心とするベンダーチームの組合せとは異なる。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。自社製品の脆弱性に対応し、パッチ作成や注意喚起を行う機能はベンダーチームに該当する。サービス対象も、自組織及び自社製品の利用者となっており、機能との対応が適切である。
選択肢エ
これは不正解だよ。組織内CSIRTの機能をサービスプロバイダとして有償で請け負い、顧客である組織を対象とする内容は、製品の脆弱性対応を担うベンダーチームの機能とサービス対象ではない。
学習のポイント
CSIRTの分類では、機能とサービス対象の対応関係を確認する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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