STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

令和7年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問8

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

マーケティング戦略の策定プロセスを幾つかのブロックに分けて順番に並べたとき,図のdに入るものはどれか。ただしア~エはa~dのいずれかに入るものとする。
環境分析,市場細分化,ターゲット特定,ポジション決定,マーケティングミックス決定,実行計画策定の順序を問うブロック図。
環境分析,市場細分化,ターゲット特定,ポジション決定,マーケティングミックス決定,実行計画策定の順序を問うブロック図。

選択肢

  1. ア
    環境分析
  2. イ
    マーケティングミックス決定
  3. ウ
    ターゲット特定
  4. エ
    市場細分化
解き方のヒントを見る

流れを判断するための視点

各項目を単独で覚えるのではなく、それぞれが何を明らかにし、次の判断へどのようにつながるかという依存関係に注目して、全体の流れを整理しましょう。順序そのものより、段階間のつながりを確認することが大切です。

この問題で問われていること

順序を考えるときは、各段階の目的と、そこで得た情報が次の段階の前提になるかを一つの軸にします。項目名の印象ではなく、判断のつながりを確認してください。この観点だけに絞って読み進めましょう。

視点

順序の検討では、各項目が担う役割と、前後で必要となる情報の関係を整理します。先に置かれた内容が後の判断を支えるか、また後の内容が前提を受けて具体化されるかを、問題文の表現に沿って読み取りましょう。

確認ポイント

  • 各項目は、どの判断を支える内容として説明されているか。
  • ある項目を理解するために、別の項目の情報が前提になっていないか。
  • 並べたとき、隣接する項目のつながりを説明できるか。
正解と解説を見る

正解

イ

解説

マーケティング戦略は、環境分析、市場細分化、ターゲット特定、ポジション決定を経て、具体的な施策の組合せを決め、その後に実行計画を策定する流れで進みます。したがってdにはマーケティングミックス決定が入ります。

理由

ポジション決定では、対象顧客に対して自社の商品やサービスをどのように位置付けるかを定めます。その後、その位置付けを実現するための製品、価格、流通、プロモーションなどの組合せを決め、最後に実行計画へ進みます。

比較

環境分析、市場細分化、ターゲット特定はいずれも、ポジション決定より前に市場や顧客を理解し、対象を絞るための工程です。一方、マーケティングミックス決定は、ポジション決定を具体的な施策へ変換する工程なので、dの位置に適合します。

選択肢ア

これは不正解だよ。環境分析は市場、競合、自社などの状況を把握する初期段階に当たり、ポジション決定の前に行う工程です。したがって、図では前半の空欄に入る候補であり、実行計画の直前にあるdの位置には合いません。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。マーケティングミックス決定は、定めたポジションを実現するために、製品、価格、流通、プロモーションなどの具体的な施策を組み合わせる段階です。実行計画策定の直前に置かれるため、dに当てはまります。

選択肢ウ

これは不正解だよ。ターゲット特定は、市場細分化などを踏まえて、どの顧客層を対象にするかを定める工程です。対象を明確にした後でポジションを決めるため、図ではdではなく前半の段階に位置します。

選択肢エ

これは不正解だよ。市場細分化は、顧客や市場を特徴ごとのグループに分け、分析や対象選定を進めるための基礎となる工程です。ポジション決定より前に行うため、実行計画直前のdには入りません。

学習のポイント

各工程の役割と、戦略を具体的な施策へ落とし込む順序を理解する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問8(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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