STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和7年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問7
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アWebサイト上で,漫画,CG,キャラクターデザインなどのコンテンツを著作権者から預かって掲載し,販売収益から著作権者に利益を配分する手法
- イ商品やサービスを広めたいと考えている企業が,Web,テレビCM,新聞広告などを用いて,企業側が伝えたいコンテンツを,大衆に一方的に発信する手法
- ウ潜在顧客に向けて,価値のあるコンテンツを作成し,情報発信することによって,潜在顧客との関係性を深め,最終的に自らの製品・サービスの購入につなげる手法
- エ動画共有サイトに自主制作のコンテンツを継続的に公開して,ファンとなるコミュニティを形成することによって,企業からの広告料収入を得る手法
解き方のヒントを見る
示された情報と自分の補足を分ける
この分野を学ぶときは、示されている情報と、自分が経験や印象から補った内容を分けて考えてみましょう。身近な事例を思い浮かべた場合も、その事例の条件まで当てはめていないかを確かめると、考えを整理しやすくなります。
この問題で問われていること
考える際には、判断の根拠が実際に示された内容にあるのか、それとも自分で補った前提にあるのかに注目してください。用語から連想した事例や、聞き覚えのある説明を使うときも、根拠との境目を意識して整理しましょう。
視点
示された内容を受け取るとき、身近な経験から自然に補ってしまう前提があります。考えの根拠をたどり、明示された内容と自分が付け加えた内容の境目を意識しましょう。
確認ポイント
- 判断の根拠を示された情報に結び付けているか
- 経験から補った前提を区別できているか
- 連想した事例の条件を持ち込んでいないか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
正解はウです。コンテンツマーケティングは、潜在顧客に価値のある情報を届け、関係性を深めることで、自らの製品・サービスの購入につなげる手法です。コンテンツの販売や広告料収入を目的とする説明とは区別します。
理由
ウは、潜在顧客に向けた価値のあるコンテンツの作成・発信から、関係性の深化を経て、自らの製品・サービスの購入につなげる流れを示しています。この流れがコンテンツマーケティングの説明に当たります。
比較
アはコンテンツを販売して著作権者に利益を配分する仕組み、イは企業が伝えたい情報を大衆へ一方的に発信する広告・宣伝、エは動画の公開とコミュニティ形成を通じて広告料収入を得る仕組みです。ウでは、情報発信を通じて自らの製品・サービスの購入につなげることが最終的な目的です。
選択肢ア
これは不正解だよ。著作権者から漫画やCGなどを預かってWebサイトに掲載し、販売収益から利益を配分する仕組みの説明です。コンテンツそのものの販売と収益の分配が中心であり、潜在顧客に情報を届けて自社の製品・サービスの購入につなげる手法とは目的が異なります。
選択肢イ
これは不正解だよ。Web、テレビCM、新聞広告などを使い、企業側が伝えたい情報を大衆へ一方的に発信する広告・宣伝の説明です。コンテンツマーケティングでは、潜在顧客にとって価値のある情報を提供し、関係性を深めて自社の製品・サービスの購入につなげます。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。潜在顧客に向けて価値のあるコンテンツを作成・発信し、関係性を深めた上で、自らの製品・サービスの購入につなげる説明です。情報の提供を顧客との接点にし、最終的な購入へ結び付ける流れが、コンテンツマーケティングの特徴に合っています。
選択肢エ
これは不正解だよ。動画共有サイトで自主制作のコンテンツを継続的に公開し、ファンのコミュニティを形成して企業から広告料収入を得る仕組みの説明です。継続的な発信という点は共通しますが、示された収益の得方は広告料であり、自らの製品・サービスの購入につなげる説明とは異なります。
学習のポイント
情報を届ける対象、顧客との関係性、最終的な購入へのつながりを整理して理解しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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