STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和7年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア設計:委託者,製造:委託者,販売:受託者
- イ設計:委託者,製造:受託者,販売:受託者
- ウ設計:受託者,製造:委託者,販売:委託者
- エ設計:受託者,製造:受託者,販売:委託者
解き方のヒントを見る
役割分担を整理するための視点
この問題では、業務の名称だけで判断せず、企画から成果物の受け渡しまでの流れを思い浮かべ、誰がどの判断や責任を担うかという一つの観点で、記述同士の関係を文脈に沿って落ち着いて整理します。
この問題で問われていること
確認する中心点は、業務の流れに沿って、各主体の担当範囲と責任の境目がどのようにつながっているかです。個別の用語を暗記するより、主語と役割の対応が一貫しているかを読み取ります。
視点
主体・担当範囲・責任のつながりを同じ基準で見比べ、工程ごとの説明が前後で食い違っていないかを確認します。
確認ポイント
- 各記述が示す主体と担当範囲を、文中の主語に沿って確認する
- 判断を行う立場と、実作業を担う立場を混同していないか見る
- 業務の流れの中で、責任の境目が一貫しているか確認する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
ODMでは、受託者が製品の設計・製造を担い、委託者が自社商品として販売する役割分担になるため、該当する選択肢はエです。
理由
ODMでは、受託者が製品の設計と製造を行い、委託者はその製品を自社商品として販売する。したがって、設計・製造を受託者、販売を委託者とする組合せが適切です。
比較
OEMは一般に委託者が設計した製品の製造を受託者に委ねる形態であるのに対し、ODMは受託者が設計にも関与する点が異なる。この違いを三つの業務の担当に反映して判断する。
選択肢ア
これは不正解だよ。設計と製造を委託者が担う組合せは、受託者が製品の設計・製造を行うODMの基本的な役割分担と一致しない。販売だけを受託者に割り当てている点も、委託者が自社商品として販売する関係と異なる。
選択肢イ
これは不正解だよ。製造と販売を受託者が担う一方で、設計を委託者としているため、ODMで受託者が担う製品設計の役割を反映していない。受託者が製造する点だけでは十分ではなく、設計と販売の担当も含めて判断する必要がある。
選択肢ウ
これは不正解だよ。設計を受託者とする点はODMの役割に沿うが、製造まで委託者、販売も委託者としている。ODMでは受託者が設計だけでなく製造も担うため、製造担当の割当てが設問の定義と合わない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。ODMでは、受託者が発注者の要望に基づく製品の設計と製造を担い、委託者は完成した製品を自社商品として販売する。この設計・製造・販売の組合せが、ODMにおける両者の役割分担に一致している。
学習のポイント
ODMとOEMの役割分担の違いを整理して判断する問題
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針