STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

令和6年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問2

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

金融業界で生まれた考え方で,主に被規制事業者が各種規制に正しく対応できているかどうかをチェックする業務などを,最新ITを駆使して効率化する取組はどれか。

選択肢

  1. ア
    MOT
  2. イ
    ギグエコノミー
  3. ウ
    コンプライアンス
  4. エ
    レグテック
解き方のヒントを見る

業務整理の観点を確認する

規制対応をITで扱うときは、個別機能の多さではなく、要求事項と日常業務のつながりをどのように整理しているかに注目し、各選択肢が示す考え方の違いを落ち着いて読み比べましょう。

この問題で問われていること

確認する観点は、規制上の要求と業務プロセスの対応関係です。要求がどの作業や判断に関係するか、そしてIT化の説明がその対応関係を一貫して捉えているかを考えてください。

視点

規制対応の整理では、外部から求められる事項を起点に、担当者の作業や判断との関係を順に確かめます。ITの役割は、その関係が説明の中で無理なくつながっているかという視点で捉えましょう。

確認ポイント

  • 要求事項と業務上の作業の対応が説明されているか
  • IT化の対象と、解決したい業務上の課題がずれていないか
  • 一部の作業だけでなく、業務全体との関係を確認できるか
正解と解説を見る

正解

エ

解説

この設問は、規制対応の確認業務をITで効率化する金融分野の取組を問うています。規制への適合を支援する技術活用という特徴から、レグテックが該当します。

理由

被規制事業者が法令や規制に正しく対応できているかを確認する業務を、最新ITによって効率化する取組は、規制対応と技術活用を組み合わせたものです。この内容に合うのがレグテックです。

比較

コンプライアンスは規則を守ること自体を指し、MOTやギグエコノミーも設問の対象業務を直接表しません。設問では、遵守そのものではなく、規制対応業務をITで効率化する点が重要です。

選択肢ア

これは不正解だよ。MOTは、技術を事業や組織の成果に結び付けるための管理・活用に関する考え方です。規制に正しく対応できているかを確認する業務を、最新ITで効率化する取組そのものを表す用語ではありません。

選択肢イ

これは不正解だよ。ギグエコノミーは、短期・単発の仕事を個人が請け負う働き方や経済活動を指します。金融機関などの規制対応を確認する業務をITで効率化するという、設問の対象とは異なる概念です。

選択肢ウ

これは不正解だよ。コンプライアンスは、法令や規則などを守ること、またはそのための管理を指します。設問は単なる遵守ではなく、規制対応の確認業務を最新ITで効率化する取組を尋ねているため、より具体的な別の用語です。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。レグテックは、規制や法令への対応を意味するレギュレーションと、技術を意味するテクノロジーを組み合わせた考え方です。被規制事業者の確認・報告などの業務をITで効率化する取組なので、設問の説明に一致します。

学習のポイント

金融分野の課題とIT活用を結び付ける用語の意味を区別して覚える。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針