STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和5年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア改善
- イ測定
- ウ定着
- エ分析
解き方のヒントを見る
判断の前提となる条件を整理する
まず、与えられた条件がどの範囲に当てはまるかに注目しましょう。用語の印象や覚えている知識だけで判断せず、明示された前提と自分で補った前提を分け、同じ条件の下で考えられているかを確かめます。
この問題で問われていること
考える際は、判断の根拠に使っている条件が、実際に与えられているものかを確認します。明示されていない前提を無意識に加えていないかを振り返り、条件の適用範囲を広げずに検討することが焦点です。
視点
与えられた条件と、その条件から自分が連想した内容を分けて整理しましょう。判断の前提が、明示された条件の範囲に収まっているかを意識すると、検討の軸を保ちやすくなります。
確認ポイント
- 判断の前提にした条件は、どこに示されているか
- 明示されていない前提を、自分で補っていないか
- 条件が当てはまる範囲を、勝手に広げていないか
正解と解説を見る
正解
ア
解説
シックスシグマのDMAICは、定義→測定→分析→改善→定着の順に進みます。図のaは測定、bは分析、cは改善、dは定着なので、正答はアです。
理由
DMAICは、Define(定義)、Measure(測定)、Analyze(分析)、Improve(改善)、Control(定着)の頭文字です。図では定義に続いてa、b、c、dが並ぶため、cはImproveに対応します。この段階では、分析で明らかにした原因に対して対策を実施し、業務の効率や品質の向上を図ります。
比較
測定では現状をデータで把握し、分析ではそのデータから問題の原因を明らかにします。改善では原因に対する対策を実施し、定着では対策の効果を維持するために手順の標準化や監視を行います。図のcは、原因を明らかにする段階と効果を維持する段階の間にあります。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。シックスシグマのDMAICは、定義、測定、分析、改善、定着の順に進む。図では定義の次からa、b、c、dが並ぶため、cは分析で明らかにした原因に対して対策を実施する段階に当たる。したがって、該当するフェーズは改善である。
選択肢イ
これは不正解だよ。測定は、業務の現状や問題の程度をデータで把握するフェーズであり、図のaに対応する。定義で対象や目標を定めた後に行い、その結果を次の分析に用いる。cは分析の後に位置するので、測定には当たらない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。定着は、実施した対策の効果が維持されるよう、手順の標準化や継続的な監視を行うフェーズである。図では対策を実施するcの次にあるdに対応する。cの段階で行う対策の実施と、その効果を維持する段階を区別する必要がある。
選択肢エ
これは不正解だよ。分析は、測定したデータを用いて、問題を生じさせている原因や要因の関係を明らかにするフェーズである。図のbに対応し、その結果を受けてcで対策を実施する。したがって、cに該当するフェーズではない。
学習のポイント
各フェーズの目的と順序を結び付け、原因の把握、対策の実施、効果の維持を区別しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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