STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

令和5年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問9

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

自社Webサイトへの流入経路分析を行う目的に該当するものはどれか。

選択肢

  1. ア
    自社Webサイトが利用者にとって魅力的なコンテンツかどうかを把握するため
  2. イ
    自社Webサイトの利用者がどこを注視しているのかを把握するため
  3. ウ
    自社が投資したバナー広告やSEO対策の効果を検証するため
  4. エ
    自社のWeb広告と競合企業のWeb広告の出稿状況を比較するため
解き方のヒントを見る

流入経路分析の考え方整理

流入経路の分析では、訪問者がどこから来たかだけでなく、その情報を何の判断に役立てるのかという目的とのつながりに注目し、施策や改善を考えるための視点を整理します。

この問題で問われていること

選択肢を読むときは、流入経路の分類そのものではなく、分析結果を用いてどのような判断や改善につなげようとしているかという目的の置き方に焦点を当てて確認しましょう。

視点

分析対象を見たら、まず得られる情報の役割と、その情報を使って検討したい事柄の関係を切り分けます。単なる分類名や用語の印象に引きずられず、目的との対応を確認することが大切です。

確認ポイント

  • 分析情報が示す対象を確認する
  • その情報を使う判断の目的を整理する
  • 目的と分析観点のつながりを照合する
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

自社Webサイトへの流入経路分析は、訪問者が検索、広告、外部サイトなどのどの接点から来たかを把握し、集客施策の効果を評価するために行う。サイト内の注視箇所やコンテンツ評価、競合広告の出稿比較とは目的が異なる。

理由

流入経路分析は、利用者が自社Webサイトへ到達するまでの経路を調べる分析です。広告や検索対策などの集客施策からどれだけ訪問につながったかを確認するために利用できる。

比較

コンテンツの魅力度やページ内の注視箇所はサイト内の利用状況を調べる観点であり、競合企業の広告出稿状況の比較は競合調査に当たる。これらは流入経路分析の目的とは異なる。

選択肢ア

これは不正解だよ。魅力的なコンテンツかどうかの把握は、ページ閲覧状況や滞在、反応など、サイト内コンテンツへの評価を調べる観点である。訪問者がどの経路から来たかという流入経路分析の目的とは異なる。

選択肢イ

これは不正解だよ。利用者がページのどこを注視しているかは、視線やクリックなどのサイト内行動を把握する分析の目的である。訪問前の経路を調べる流入経路分析そのものを示していない。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。流入経路分析では、検索、広告、外部サイトなど、利用者がどの接点から自社Webサイトを訪れたかを調べる。バナー広告やSEO対策からの流入を確認すれば、それらの集客施策の効果検証に活用できる。

選択肢エ

これは不正解だよ。自社と競合企業のWeb広告の出稿状況を比べるのは、競合調査や広告市場の調査に当たる。自社サイトへ利用者がどの経路から訪れたかを分析する目的とは異なる。

学習のポイント

訪問前の流入元と集客施策の成果を結び付けて考えること

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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