STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和3年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア環境分析
- イマーケティングミックス決定
- ウターゲット特定
- エ市場細分化
解き方のヒントを見る
順序を決める前後関係の確認
各段階を単独の知識として選ぶのではなく、目的に対する役割と前後の依存関係を整理し、どの記述が先の判断を支え、どの記述が後の実行につながるのかを見比べ、全体の流れに無理がないかを確かめることに集中しましょう。
この問題で問われていること
選択肢を読むときは、ある段階で得られる情報や判断が次の作業の前提になっているかという、前後関係の一つの観点だけに注目し、個々の言葉の印象ではなく、流れの自然さを比較してください。
視点
順序を考える際は、各記述を細かな用語の暗記として扱わず、開始時点から最終的な実行や評価に至るまで、情報や判断がどのように受け渡されるかを抽象的に追います。
確認ポイント
- 各記述が示す目的や役割を、前後関係の観点で読み取る
- 一つの段階が次の判断の前提になっているか確認する
- 全体を並べたとき、情報や判断の受け渡しに飛躍がないか見る
正解と解説を見る
正解
イ
解説
マーケティング戦略は、環境を分析し、市場を分け、対象を選び、立ち位置を決めた後、具体的な施策を組み立てて実行計画へ進む。したがって、dにはマーケティングミックス決定が入る。
理由
図では、dの直前にポジション決定、直後に実行計画策定が置かれている。立ち位置を決めた後は、それを実現する具体的なマーケティング施策の組合せを決定し、その後で実行計画を作成する。
比較
環境分析、市場細分化、ターゲット特定はいずれも、ポジション決定に至るまでの前段階です。一方、マーケティングミックス決定はポジション決定後、実行計画策定前に位置付けられる。
選択肢ア
これは不正解だよ。環境分析は、外部環境や自社の状況、競争関係などを把握し、後続の市場細分化や対象顧客の選定に必要な情報を得る段階である。図ではポジション決定の後に置かれる工程ではなく、通常は初期に行う。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。マーケティング戦略では、環境分析、市場細分化、ターゲット特定、ポジション決定を踏まえて、具体的なマーケティング施策の組合せを決め、その後に実行計画を策定する。したがってdに該当する。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ターゲット特定は、市場をいくつかの集団に分けた後、どの顧客層を重点対象にするかを選ぶ工程である。ポジション決定より前に、対象顧客を明確にしておく必要があるため、図のdには入らない。
選択肢エ
これは不正解だよ。市場細分化は、顧客の特性やニーズなどを基準に市場を複数の区分へ分ける工程である。対象市場や自社の位置付けを決める前段階に当たり、ポジション決定の後で実行計画の直前に置く工程ではない。
学習のポイント
マーケティング戦略における各工程の順番と役割を整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和3年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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