STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和3年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア社交性などの性格
- イ職業
- ウ人口密度
- エ製品の使用割合
解き方のヒントを見る
分類軸を整理する見極め方
セグメンテーション変数を考えるときは、対象を分けるために使われている軸の意味と、分類が行われる場面を切り分けて確認しましょう。用語の印象だけで判断せず、設問全体の関係に注目します。
この問題で問われていること
選択肢を読む際は、各説明が示している分類の切り口だけに注目し、対象・基準・表現の役割が同じ水準で対応しているかを比較してください。個別の語から結論を急がないことが重要です。
視点
分類を整理する際は、まず各記述が何を基準に対象を分けようとしているかを抽象的に捉え、その後で設問中の用語との対応関係を確認します。分類名の暗記より、説明の視点と目的が一貫しているかを見ると整理しやすくなります。
確認ポイント
- 各記述の分類軸を同じ粒度で読み取れているか確認する
- 対象と分類基準の関係が自然につながっているか確認する
- 用語の印象ではなく説明全体の視点を比較する
正解と解説を見る
正解
イ
解説
人口統計的変数は、年齢、性別、所得、職業など、消費者の人口統計上の属性を表します。したがって、個人の属性である職業が該当する。
理由
人口統計的変数は、消費者の人口統計上の属性を示す変数です。職業は個人の属性の一つであり、年齢や性別、所得などと同じく人口統計的変数に分類される。
比較
性格は心理的変数、人口密度は地域に関する地理的変数、製品の使用割合は実際の利用行動に関する行動的変数です。選択肢ごとに、何を測定しているかを分類すると判断できる。
選択肢ア
これは不正解だよ。社交性などの性格は、消費者の内面的な傾向や価値観に関わる指標であり、人口統計的変数ではなく心理的変数に分類される。個人の属性を人口統計の観点から捉える職業とは、分類の基準が異なる。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。職業は、消費者を個人の人口統計上の属性によって捉える変数である。年齢、性別、所得などと同じく人口統計的変数に分類されるため、この設問の条件に該当する。
選択肢ウ
これは不正解だよ。人口密度は、ある地域にどれほど人が集まっているかを示す指標であり、地域の特徴を表す地理的変数である。個人の職業や年齢のような人口統計的属性とは、測定対象が異なる。
選択肢エ
これは不正解だよ。製品の使用割合は、消費者が製品をどの程度利用しているかという実際の行動に関する指標である。そのため行動的変数に分類され、個人属性を示す人口統計的変数には該当しない。
学習のポイント
市場細分化における四つの変数分類と、それぞれが表す消費者情報の違いを理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和3年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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