STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和3年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問9
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインターネット上で成果報酬型広告の仕組みを用いるマーケティング手法である。
- イ個々の顧客を重要視し,個別ニーズへの対応を図るマーケティング手法である。
- ウセグメントごとに差別化した,異なる商品を提供するマーケティング手法である。
- エ人から人へと評判が伝わることを積極的に利用するマーケティング手法である。
解き方のヒントを見る
目的と評価軸をそろえる視点
各選択肢を個別の用語暗記で判断せず、まず施策が目指す対象と、成果を確かめるための評価軸が同じ方向を向いているかを整理して考えましょう。説明全体の一貫性にも注目します。
この問題で問われていること
判断の中心は、施策の名称や印象ではなく、誰にどのような価値を届けることを想定し、その達成度を何で確かめる設計になっているかという対応関係です。この一点に絞ります。
視点
施策を考えるときは、対象・提供価値・期待する変化・確認方法を同じ枠組みで並べ、要素同士のつながりが自然かを落ち着いて確認します。
確認ポイント
- 想定する対象と施策の目的が対応しているか
- 提供する価値と期待する変化が無理なくつながるか
- 成果を確認する観点が目的とずれていないか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
バイラルマーケティングは、人から人へ評判や情報が伝わることを積極的に利用し、口コミなどによる拡散を促すマーケティング手法です。
理由
バイラルマーケティングは、消費者間で評判や情報が伝わっていく性質を活用する。設問では、人から人へ評判が伝わることを積極的に利用すると説明しており、この特徴に一致する。
比較
成果報酬型広告は広告費の支払方式、個別ニーズへの対応は顧客重視の考え方、セグメントごとの異なる商品提供は市場の分け方に関する説明です。いずれも評判の拡散そのものを示していない。
選択肢ア
これは不正解だよ。成果報酬型広告は、広告経由の成果に応じて報酬を支払う仕組みを用いる手法を指す。この選択肢は広告の報酬方式に着目しており、人から人へ評判が伝わることを利用するバイラルマーケティングの説明とは異なる。
選択肢イ
これは不正解だよ。個々の顧客を重視し、個別ニーズへの対応を図るという説明は、顧客ごとの要望に合わせたマーケティングの考え方を示している。顧客間で評判や情報が伝わる仕組みを表していないため、該当しない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。セグメントごとに異なる商品を提供する説明は、市場を分け、それぞれに合わせて商品を差別化する手法を示している。人から人へ評判が伝わることを利用するという特徴とは、着目点が異なる。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。バイラルマーケティングは、人から人へ評判や情報が伝わることを積極的に利用する手法である。選択肢は、消費者間で情報が広がる仕組みという基本的な特徴を適切に説明している。
学習のポイント
広告の報酬方式や顧客対応ではなく、評判の伝わり方に注目する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和3年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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