STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

令和元年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問12

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

図は,シックスシグマの基本となる日常業務の効率や品質の向上を目指す継続的改善サイクルであるDMAICの活動フェーズである。cに該当するものはどれか。ここで,ア~エはa~dのいずれかに対応する。
DMAICの活動フェーズを,定義からa,b,c,dへ矢印で結び,dからaへ戻る矢印を示す循環図。
DMAICの活動フェーズを,定義からa,b,c,dへ矢印で結び,dからaへ戻る矢印を示す循環図。

選択肢

  1. ア
    改善
  2. イ
    測定
  3. ウ
    定着
  4. エ
    分析
解き方のヒントを見る

活動の役割を見極める視点

各活動を単独で暗記せず、前後の作業とのつながりと、そこで扱う情報や成果物の変化に注目して整理しましょう。名称の印象ではなく、全体の流れの中で役割を捉えることが大切です。

この問題で問われていること

一つの活動について、開始時に必要な情報、そこで判断・作成するもの、次の活動へ渡すものの関係だけを確認し、同じ観点で各候補を読み比べて整合性を丁寧に考えましょう。

視点

活動名から連想を広げすぎず、入力・作業・出力という関係に視点を固定します。各段階が何を受け取り、何を整理し、次へ何を引き継ぐかを見れば、対応関係を落ち着いて検討できます。

確認ポイント

  • 各活動の開始時点で、何の情報や材料を受け取る想定か
  • その活動の後に、どのような判断材料や成果物が残るか
  • 前後の活動をつないだとき、情報の受け渡しに無理がないか
正解と解説を見る

正解

ア

解説

DMAICは定義、測定、分析、改善、定着の順に進む継続的改善サイクルです。図ではaが測定、bが分析、cが改善、dが定着に対応するため、cは改善となる。

理由

DMAICは、Define(定義)、Measure(測定)、Analyze(分析)、Improve(改善)、Control(定着)の順で進む。図の「定義」の次にa、b、c、dが並び、dからaへ戻るため、cは4番目のImproveに当たる。

比較

aは測定、bは分析、dは改善後の状態を維持する定着に対応する。したがって、改善に対応する選択肢だけがcの位置と一致し、他の選択肢は図中の別の段階に対応する。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。DMAICは定義、測定、分析、改善、定着の順で進む。図では「定義」の後にa、b、c、dが並ぶため、cは4番目の改善に対応する。さらにdからaへ戻る循環構造も、改善を継続する流れと整合する。

選択肢イ

これは不正解だよ。測定はDMAICのMeasureに当たり、図では「定義」の直後に置かれるaの位置に対応する。設問で問われているcは、測定の後に分析を経た位置であるため、測定を当てはめると活動順序と一致しない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。定着は、改善した状態を維持・管理するControlに当たり、DMAICの最後の段階に位置する。図ではdの後に循環の矢印があり、cはその一つ前なので、定着をcに置くことは順序と合わない。

選択肢エ

これは不正解だよ。分析はDMAICのAnalyzeに当たり、測定した結果を調べる段階である。図の順序では、測定に対応するaの次のbに位置するため、改善に当たるcへ分析を割り当てるのは不適切である。

学習のポイント

DMAICの英語の頭文字と活動順序を対応付けて覚える。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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