STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
令和元年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア主な結果は,定性的なものが主体で主観的な確認が可能であればよい。
- イ目標及び主な結果は会社,事業部,個人などお互いに関連のないものを独立して別個に設定する。
- ウ目標は一定期間でのストレッチゴールで人を鼓舞する内容とし,主な結果は定量的なものにする。
- エ目標は測定可能なものとし,主な結果は定性的で人を鼓舞する内容にする。
解き方のヒントを見る
目標と成果を見分ける視点
記述を読むときは、何を目指すのかと、その達成をどのように確かめるのかを同じものとして扱わず、文中で担っている役割の違いに注目して整理しましょう。表現の印象だけで判断しないことが大切です。
この問題で問われていること
この問題では、各記述が方向づけを示すものか、達成状況を確かめる材料かを決めつけず、文中でどの役割を担うものとして置かれているかを比較する点に集中します。前後の関係も一緒に見ます。
視点
用語の意味を単独で暗記するより、文章中の要素が何を示すために置かれているかを読み取り、役割どうしの関係を整理すると、似た表現を落ち着いて比較できます。まずは記述の働きに目を向けましょう。
確認ポイント
- 各記述が、何を示すために置かれているかを短く言い換えて整理する
- 記述そのものと、その記述から確認したい事柄を混同していないか確かめる
- 表現の強さや具体性ではなく、文中で担う役割の違いを基準に読み比べる
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
OKRでは、目標は一定期間に向けた方向性や意欲を示し、主な結果は目標への到達度を確認できる形で設定する。両者の性質を区別することが重要です。
理由
OKRのObjectivesは、一定期間に達成を目指す方向性を示し、人を鼓舞する内容とする。一方、Key Resultsは、目標への進捗や達成度を確認できるよう、定量的に設定する。
比較
したがって、目標と主な結果を同じ性質として扱う記述は適切でない。目標には意欲を引き出す役割、主な結果には成果を評価する役割がある点を押さえる。
選択肢ア
これは不正解だよ。主な結果は、実際の達成度を確認できるよう、主観だけに頼らず評価可能な形で設定する。この記述は定性的で主観的な確認でよいとしており、主な結果に求められる性質と合わない。
選択肢イ
これは不正解だよ。OKRは会社、事業部、個人などの目標や結果を関連付けて考える仕組みである。この記述のように、お互いに関連のないものを独立して設定すると、組織全体の方向性との結び付きが失われる。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。目標は一定期間で人を鼓舞するストレッチゴールとして設定し、主な結果は達成度を確認できる定量的なものにする。この組合せは、ObjectivesとKey Resultsそれぞれの役割に合っている。
選択肢エ
これは不正解だよ。人を鼓舞する内容として設定するのは目標の役割であり、主な結果は達成度を確認できるようにする必要がある。この記述は目標と主な結果の性質を逆にしている。
学習のポイント
目標の鼓舞性と主な結果の定量的な評価性を区別して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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