STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成30年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問7

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスのa,bに入れる語句の適切な組合せはどれか。
花形,問題児,金のなる木,負け犬の四象限と,縦軸a・横軸bを示すPPMマトリックス。
花形,問題児,金のなる木,負け犬の四象限と,縦軸a・横軸bを示すPPMマトリックス。

選択肢

  1. ア
    a:売上高利益率,b:市場占有率
  2. イ
    a:市場成長率,b:売上高利益率
  3. ウ
    a:市場成長率,b:市場占有率
  4. エ
    a:市場占有率,b:市場成長率
解き方のヒントを見る

構成要素を整理する視点

各要素を個別に暗記するのではなく、全体を構成する役割と要素同士の関係を同じ基準で整理し、分類の目的に沿って設問の表現を照らし合わせると、判断のぶれを抑えられます。

この問題で問われていること

確認する観点は、各要素が全体の中でどの役割を担い、他の要素とどのような軸や関係で整理されているかという一点です。名称の印象より、役割の対応関係に注目しましょう。

視点

構成要素を整理するときは、名称の印象だけで判断せず、分類の目的、比較に使われる観点、要素間の位置づけを同じ枠組みで確認します。

確認ポイント

  • 各項目が全体の中で担う役割を、同じ基準で説明できるか確認する。
  • 項目同士を比べる軸が一貫しており、途中で別の観点に置き換わっていないか確認する。
  • 設問の各表現を、分類の目的と要素間の関係に照らして慎重に読み取る。
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

PPMマトリックスは、市場の成長性と自社製品の市場での相対的な強さを軸にして、花形・問題児・金のなる木・負け犬に分類する手法です。

理由

図では、縦軸が高いほど市場の成長性が高く、横軸は左側が高く右側が低い表示になっています。PPMの基本軸は市場成長率と市場占有率なので、aは市場成長率、bは市場占有率です。

比較

市場成長率が高く市場占有率も高い領域が花形、市場成長率が低く市場占有率が高い領域が金のなる木です。両方が低い領域は負け犬となり、図の配置とも整合します。

選択肢ア

これは不正解だよ。aを売上高利益率としていますが、PPMの縦軸は市場の成長性を表す指標です。bの市場占有率は横軸の指標として適切ですが、aが異なるため、この組合せ全体は正しくありません。

選択肢イ

これは不正解だよ。aの市場成長率は縦軸に対応するため適切です。しかし、bを売上高利益率としており、PPMで横軸に用いる市場占有率とは異なります。したがって、後半の指標が不適切です。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。PPMマトリックスでは、縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率を置きます。この二つの指標によって、花形、問題児、金のなる木、負け犬の位置付けを説明できます。

選択肢エ

これは不正解だよ。bの市場成長率は横軸ではなく、縦軸で市場の成長性を示す指標です。aの市場占有率も縦軸に置く指標ではないため、二つの軸の対応が入れ替わっています。

学習のポイント

PPMでは市場成長率と市場占有率の組合せを軸に用いる点を覚えます。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針