STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成29年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問16

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

インターネットにおける広告形態のうち,インプレッション保証型広告の説明はどれか。

選択肢

  1. ア
    あらかじめ決められたキーワードを利用者が検索エンジンに入力した際に表示される広告
  2. イ
    掲載した広告を見た利用者が,その広告をクリックした上で,掲載者の意図に沿った行動を起こした場合に,掲載料を支払う広告
  3. ウ
    契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告
  4. エ
    ポータルサイトのトップページや特集ページなどに一定期間掲載する広告
解き方のヒントを見る

広告保証方式を見分ける視点

インターネット広告の保証方式を考えるときは、広告主が何を基準に対価や成果を約束しているのかに注目し、表示された条件と実際に測る対象の対応関係を丁寧に整理しましょう。

この問題で問われていること

この問題では、方式の名称や印象ではなく、保証の基準がどの時点の何を対象としているかを読み取り、契約上の条件と測定対象の組合せを一つの軸で丁寧に確認してください。

視点

広告の保証方式を区別する際は、まず「何を保証の単位として扱うか」という視点を置きます。説明中の対象、成立条件、評価のタイミングを同じ表に並べ、用語の連想ではなく、条件同士の対応だけを比較すると整理しやすくなります。

確認ポイント

  • 保証の基準として扱われている対象が、説明中で一貫しているか確認する。
  • 対価や成果の条件が、どの出来事や測定結果と結び付いているかを確認する。
  • 評価するタイミングと、保証が成立する条件の関係を確認する。
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

インプレッション保証型広告は、広告が表示された回数を基準に契約し、契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告です。クリック後の成果や掲載期間を保証する広告とは異なります。

理由

インプレッションは広告の表示回数を意味します。インプレッション保証型広告では、契約時に定めた表示回数を満たすことが基準となるため、その回数に達するまで広告掲載を続けます。

比較

検索キーワードに応じて表示する広告、クリック後の成果に応じて支払う広告、一定期間掲載する広告は、それぞれ表示回数を保証する方式とは基準が異なります。

選択肢ア

これは不正解だよ。あらかじめ決めたキーワードを利用者が検索した際に表示される広告は、検索語句に連動して表示される検索連動型広告の説明です。広告の表示回数を契約し、その回数まで掲載を続けるインプレッション保証型広告の説明にはなっていません。

選択肢イ

これは不正解だよ。広告を見た利用者がクリックし、掲載者の意図に沿った行動を起こした場合に掲載料を支払う方式は、クリック後の成果を基準とする成果報酬型広告の説明です。表示回数を保証する方式とは異なります。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。インプレッションは広告の表示回数を指します。契約した表示回数に達するまで掲載を続ける広告は、表示回数を基準に掲載を保証するインプレッション保証型広告の説明と一致します。

選択肢エ

これは不正解だよ。ポータルサイトのトップページや特集ページなどに一定期間掲載する広告は、掲載期間を基準とする期間保証型広告の説明です。インプレッション保証型広告は、一定期間ではなく契約した表示回数を基準にします。

学習のポイント

広告の課金方式と掲載保証の基準を、表示回数・クリック・成果・期間に分けて整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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