STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成29年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問11

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

売り手側でのマーケティング要素4Pは,買い手側での要素4Cに対応するという考え方がある。4Pの一つであるプロモーションに対応する4Cの構成要素はどれか。

選択肢

  1. ア
    顧客価値(Customer Value)
  2. イ
    顧客コスト(Customer Cost)
  3. ウ
    コミュニケーション(Communication)
  4. エ
    利便性(Convenience)
解き方のヒントを見る

売り手と買い手の視点をそろえる

各要素を個別に暗記するのではなく、同じ価値を異なる立場からどう捉えるかに注目し、両者の対応関係を同じ観点で整理しましょう。

この問題で問われていること

一つの要素について、提供する側が重視する内容と受け取る側が感じる価値を同じ軸で見比べ、両者の意味のつながりが自然かを確認することに集中してください。

視点

対応関係を考えるときは、用語の表面的な一致ではなく、売り手が届けようとする価値が、買い手にとってどのような意味として受け取られるかという対応の軸を保ちます。

確認ポイント

  • 売り手側と買い手側を比べる軸が一貫しているか確認する。
  • 両者が同じ対象を異なる立場から説明する関係か確認する。
  • 表現の類似ではなく、価値のつながりに注目できているか確認する。
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

4Pのプロモーションは、広告や販売促進などを通じて顧客との情報交換や関係形成を行う活動です。買い手側の4Cではコミュニケーションに対応します。

理由

4Pのプロモーションは、企業が広告、販売促進、広報などによって顧客に情報を伝え、反応を得ながら関係を築く活動です。買い手側から見ると、企業との双方向の情報交換や接点はコミュニケーションに当たります。

比較

4Pと4Cの代表的な対応は、ProductとCustomer Value、PriceとCustomer Cost、PlaceとConvenience、PromotionとCommunicationです。したがって、プロモーションに対応する4Cはコミュニケーションです。

選択肢ア

これは不正解だよ。顧客価値(Customer Value)は、4PのProduct、つまり製品やサービスを買い手が得る価値に対応する考え方です。顧客への情報伝達や関係形成を表すプロモーションの対応要素ではありません。

選択肢イ

これは不正解だよ。顧客コスト(Customer Cost)は、4PのPriceに対応し、買い手が負担する金銭や時間などのコストを表します。広告や販売促進など、顧客との情報交換を示す要素とは異なります。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。コミュニケーション(Communication)は、広告や販売促進などのプロモーションを買い手側から捉えた要素です。企業から顧客への一方的な伝達だけでなく、顧客との接点や情報交換も含めて考えます。

選択肢エ

これは不正解だよ。利便性(Convenience)は、4PのPlaceに対応し、買い手が商品やサービスを入手しやすい場所や方法を表します。顧客への訴求や情報交換を担うプロモーションとは役割が異なります。

学習のポイント

4Pと4Cは、売り手側と買い手側という視点の違いで対応づけます。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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