STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成29年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問10

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

人から人へと評判が拡散することを積極的に利用することが特徴的なマーケティング手法はどれか。

選択肢

  1. ア
    アフィリエイトマーケティング
  2. イ
    セグメント内差別化マーケティング
  3. ウ
    パーミッションマーケティング
  4. エ
    バイラルマーケティング
解き方のヒントを見る

マーケティング手法を比べる視点

各手法の名称や印象だけで判断せず、誰に、何を、どの段階で、どのような価値を届ける考え方なのかを整理し、問題文の条件と照らして違いを確認しましょう。目的との対応も意識します。

この問題で問われていること

選択肢を読むときは、対象・目的・働きかける場面・期待する結果という観点を一度分けて捉え、それぞれが問題文の説明と同じ軸で対応しているかを確認することに集中しましょう。

視点

手法を比較するときは、用語の響きや一部の表現に引きずられず、前提となる目的と適用される状況を切り分けて整理します。複数の説明が似て見える場合も、問題文で重視されている観点に戻り、説明全体の整合性を確かめます。

確認ポイント

  • 問題文が示す目的と、選択肢が説明する対象を同じ言葉で対応づける
  • 手法そのものの印象ではなく、利用場面や前提条件との関係を確認する
  • 一部の一致だけで決めず、説明全体に矛盾がないかを読み直す
正解と解説を見る

正解

エ

解説

この設問では、情報や評判が人から人へ伝わる現象を、マーケティング活動として積極的に利用する手法を識別する。

理由

人から人へ評判が拡散する現象を活用し、利用者間の伝播によって商品やサービスの認知を広げるマーケティング手法が設問に該当する。

比較

アフィリエイトは成果報酬、パーミッションは顧客の許可、セグメント内差別化は顧客層への適応を中心とする。これらは評判の人から人への拡散そのものを示す概念ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。アフィリエイトマーケティングは、WebサイトやSNSなどの紹介者が商品・サービスを紹介し、成果に応じて報酬を得る仕組み。人から人へ評判が拡散すること自体を中心概念とする説明ではないため、設問の特徴とは一致しない。

選択肢イ

これは不正解だよ。セグメント内差別化マーケティングは、同じ市場区分の中で顧客の違いを捉え、商品や訴求を差別化する考え方。評判が人から人へ広がる仕組みを積極的に利用する手法ではないため、設問には当てはまらない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。パーミッションマーケティングは、顧客の許可を得た上で情報提供や勧誘を行い、関係を築く考え方。重視するのは情報発信への同意であり、人から人への評判拡散そのものではないため、設問の説明とは異なる。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。バイラルマーケティングは、商品やサービスに関する情報・評判が利用者から別の利用者へ伝わり、広がっていく現象を積極的に活用する手法。設問の「人から人へと評判が拡散する」という特徴に一致する。

学習のポイント

口コミの拡散と、許可・報酬・市場細分化を軸にした手法を区別する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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