STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成27年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインターネット上で成果報酬型広告の仕組みを用いるマーケティング手法である。
- イ個々の顧客を重要視し,個別ニーズへの対応を図るマーケティング手法である。
- ウセグメントごとに差別化した,異なる商品を提供するマーケティング手法である。
- エ人から人へと評判が伝わることを積極的に利用するマーケティング手法である。
解き方のヒントを見る
施策の特徴を整理するための視点
マーケティング施策を比べるときは、名称や印象だけで判断せず、誰に、何を届け、どのような場面で活用するものかという関係に注目して、選択肢の説明を丁寧に読み分けましょう。
この問題で問われていること
一つの観点として、施策が想定する対象と、提供する価値・伝達方法の結び付きに注目してください。用語の連想ではなく、説明全体の関係が自然かを確認することが大切です。
視点
施策名の印象から判断せず、想定する対象と届けようとする価値の関係を読み取り、説明の中で両者がどのようにつながっているかを整理します。
確認ポイント
- 想定される対象と届ける価値の関係を確認する
- 説明中の目的と手段が結び付いているかを見る
- 用語の印象ではなく文章全体の整合性を確かめる
正解と解説を見る
正解
エ
解説
バイラルマーケティングは、消費者間で評判や情報が伝わり広がる現象を活用して、商品やサービスの認知・利用を拡大する手法です。
理由
バイラル(viral)はウイルスのように情報が広がることを意味し、利用者間の口コミや評判の伝播を活用する。企業から消費者への一方向の広告だけでなく、消費者同士の情報拡散が中心となる。
比較
アは成果報酬型広告、イは個別顧客への対応、ウはセグメント別の差別化であり、それぞれ異なるマーケティング概念です。したがって、設問の定義に合うのはエです。
選択肢ア
これは不正解だよ。インターネット上で広告を掲載し、クリックや購入などの成果に応じて報酬を支払う仕組みは、成果報酬型のアフィリエイト広告の説明である。口コミや評判が人から人へ広がることを中心とする概念とは異なる。
選択肢イ
これは不正解だよ。個々の顧客を重視し、顧客ごとの要望に応じて商品やサービスを提案するのは、個別対応を重視するマーケティングの説明である。人から人への評判の伝播を活用する説明には当たらない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。市場をいくつかのセグメントに分け、それぞれに異なる商品や施策を提供するのは、差別化や市場細分化に関するマーケティングである。評判が人づてに広がる仕組みを示す説明ではない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。利用者や消費者の評判、感想、推奨などが人から人へ伝わり、その広がりをマーケティングに活用する考え方を表している。情報の伝播を通じて認知や利用を広げる点が、この用語の要点である。
学習のポイント
類似する広告・顧客対応・市場細分化との違いを定義で整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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