STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成27年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問8
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アクラスタ分析法
- イ指数平滑法
- ウデルファイ法
- エモンテカルロ法
解き方のヒントを見る
目的と評価軸の対応を確認
集団化を検討するときは、データをまとめる操作そのものではなく、分析者が何を明らかにしたいのかと、その目的に合う評価の見方が対応しているかを一つの軸として整理しましょう。
この問題で問われていること
選択肢を読む際は、手法の名称や印象ではなく、設定された分析目的に対して、結果のまとまりをどのように解釈し評価する前提になっているかだけを丁寧に確認してください。
視点
集団化の説明を比べるときは、対象を分けること自体の説明と、分析上の目的を説明する部分を切り分けます。目的、評価の基準、結果の解釈が同じ方向を向いているかを確認すると、用語に引きずられず整理できます。
確認ポイント
- 分析の目的と、結果を評価する観点が対応しているか
- 説明が操作の印象ではなく、分析上の狙いに結び付いているか
- 結果の解釈に必要な前提が、目的と矛盾していないか
正解と解説を見る
正解
ア
解説
この設問は、観測データを類似性に基づいて集団や群へ分類し、その特徴を分析する手法を問うている。目的に合う手法を選ぶことがポイントです。
理由
クラスタ分析法は、データ間の類似性を基準に、似た特徴を持つデータを同じ集団や群に分類する手法です。分類された各群の特徴を調べ、共通する要因を分析できるため、設問の説明と一致する。
比較
指数平滑法は時系列データの平滑化や予測、デルファイ法は専門家の意見の集約、モンテカルロ法は乱数を用いたシミュレーションを目的とする。いずれも類似性による群分けが主目的ではありません。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。クラスタ分析法は、観測データ同士の類似性を基準に、似た特徴を持つデータを集団や群に分類し、各群の特徴や要因を分析する手法である。設問の「類似性による分類」と一致する。
選択肢イ
これは不正解だよ。指数平滑法は、過去の観測値に重みを付けて平滑化し、時系列の傾向を捉えたり将来値を予測したりする方法である。類似性でデータを群分けする設問の目的とは異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。デルファイ法は、専門家などに複数回のアンケートを行い、回答を集約して将来予測や合意形成に役立てる方法である。観測データの類似性から集団を作る手法ではない。
選択肢エ
これは不正解だよ。モンテカルロ法は、乱数を用いた試行を多数回行い、結果の分布や不確実性を調べるシミュレーション手法である。データを類似性によって群に分類する目的とは異なる。
学習のポイント
分析手法は、分類・予測・意見集約・シミュレーションという目的の違いで整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問8(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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