STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成27年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問7
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア技術開発
- イ購買物流
- ウサービス
- エ製造
解き方のヒントを見る
活動の位置づけを見極める視点
各記述を個別の名称や印象で判断せず、組織が価値を生み届ける流れの中で、どの役割を説明しているかという一つの観点から整理し、文中の目的や関係性を丁寧に読み取りましょう。
この問題で問われていること
判断の際は、説明されている活動が価値提供の流れにどう関わるものとして書かれているかに注目し、用語の暗記だけで決めず、記述全体の役割を一貫して丁寧に確認しましょう。
視点
活動名を先に当てはめるのではなく、記述が示す役割と、価値を生み出す流れとの関係を読み取る視点で整理します。
確認ポイント
- 記述が説明している役割を一文で言い換えられるか確認する
- 価値を生み届ける流れのどの場面との関係が強いか考える
- 名称の印象ではなく記述全体の目的から判断できるか見直す
正解と解説を見る
正解
ア
解説
バリューチェーンでは、技術開発は製造や物流など複数の主活動を支える支援活動に分類される。一方、購買物流、サービス、製造は主活動に該当する。
理由
ポーターのバリューチェーンでは、主活動は購買物流、製造、出荷物流、販売・マーケティング、サービスの五つです。支援活動には全般管理、人事・労務管理、技術開発、調達が含まれるため、技術開発が支援活動に該当する。
比較
支援活動は、単一の工程だけでなく、複数の主活動や企業全体の競争力を下支えする。これに対し、購買物流、製造、サービスは、原材料の受入れ、製品の生産、顧客への提供後の対応という価値提供の流れに直接関わる主活動です。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。技術開発は、製品や業務に用いる技術を改良・創出し、製造や物流、サービスなど複数の主活動を支える働きを持つ。したがって、バリューチェーンでいう支援活動に分類される。
選択肢イ
これは不正解だよ。購買物流は、原材料や部品などを受け入れ、保管し、生産工程へ供給する活動である。価値提供の流れに直接関わるため、全社を横断して支える支援活動ではなく、主活動に分類される。
選択肢ウ
これは不正解だよ。サービスは、販売後の保守や修理、問い合わせ対応などを通じて、顧客への価値提供を維持・向上させる活動である。主活動の一つであり、支援活動には分類されない。
選択肢エ
これは不正解だよ。製造は、投入された原材料や部品を製品へ加工する中心的な工程であり、価値を直接付加する活動である。そのため主活動に該当し、技術開発のような支援活動とは区別される。
学習のポイント
主活動と支援活動を、価値提供への関わり方で区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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