STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成26年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問10

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

消費者市場のセグメンテーション変数のうち,行動的変数はどれか。

選択肢

  1. ア
    社会階層,ライフスタイル
  2. イ
    使用頻度,ロイヤルティ
  3. ウ
    都市規模,人口密度
  4. エ
    年齢,職業
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分類軸を整理して考える視点

市場を分ける変数を考えるときは、対象となる人や組織の何を基準に区分しているのかを確認し、分類の目的と適用範囲が一貫しているかを丁寧に見直しましょう。全体の文脈も併せて確認します。

この問題で問われていること

一つの選択肢に飛びつかず、区分の基準が何に向いているかという観点だけに注目してください。対象、基準、利用目的の対応関係を順に確認すると、表現に惑わされず整理しやすくなります。

視点

分類を判断するときは、変数が捉えようとしている対象の側面を明確にし、その側面と分類の目的が自然に結び付いているかを確認します。用語の印象ではなく、基準の役割に着目しましょう。

確認ポイント

  • 選択肢が示す区分の基準は、対象のどの側面を捉えようとしているか。
  • その基準は、分類する目的や活用場面と矛盾なく結び付いているか。
  • 似た表現を比較するとき、言葉ではなく区分の役割に沿って読めているか。
正解と解説を見る

正解

イ

解説

消費者市場のセグメンテーションでは、年齢や職業などの人口統計的変数、社会階層やライフスタイルなどの心理的変数、都市規模や人口密度などの地理的変数、使用状況や継続的な選好に関する行動的変数を区別する。

理由

行動的変数は、消費者が商品やサービスをどのように利用するか、どの程度利用するか、また継続的にどのような選好を示すかといった、実際の購買・利用行動に着目する。したがって、使用状況や顧客との関係性を示す指標が該当する。

比較

社会階層やライフスタイルは心理的・社会的な特徴、都市規模や人口密度は地域に関する特徴、年齢や職業は人口統計的な属性です。これらは消費者の行動そのものを直接分類する変数ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。社会階層やライフスタイルは、消費者の社会的な位置付けや生活の仕方、価値観などを表す変数である。購買や商品の利用実績そのものを基準に分類する行動的変数ではなく、心理的・社会的な側面に関する分類に当たる。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。使用頻度は商品やサービスをどの程度利用するかという実際の行動を表し、ロイヤルティは特定の商品やブランドを継続して選好・利用する傾向を表す。いずれも消費者の購買・利用行動に基づく行動的変数である。

選択肢ウ

これは不正解だよ。都市規模や人口密度は、消費者が住む地域や市場の地理的な特性を表す変数である。地域ごとの市場環境を分類するためには用いられるが、個々の消費者が商品をどのように利用するかを直接示す行動的変数ではない。

選択肢エ

これは不正解だよ。年齢や職業は、消費者の人口統計上の属性を表す変数である。対象者の基本的なプロフィールを把握する基準にはなるが、商品やサービスの使用状況、購買頻度、継続的な選好などの行動を直接表すものではない。

学習のポイント

変数の分類と代表例を対応させ、行動に基づく分類を見分ける。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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