STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成25年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問12

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

人から人へと評判が伝わることを積極的に利用することが特徴的なマーケティング手法はどれか。

選択肢

  1. ア
    アフィリエイトマーケティング
  2. イ
    セグメント内差別化マーケティング
  3. ウ
    パーミッションマーケティング
  4. エ
    バイラルマーケティング
解き方のヒントを見る

口コミ活用の考え方を整理する視点

口コミを活用する施策を考えるときは、情報が広がる仕組みだけでなく、誰の判断にどの段階で影響するのかを切り分け、施策全体の役割を整理しましょう。

この問題で問われていること

確認する観点は、口コミがマーケティング活動の中でどのような役割を担うものとして説明されているかです。主体、対象、目的の関係を問題文に沿って読み取りましょう。

視点

口コミを扱う施策を検討するときは、発信する側・受け取る側・情報が利用される場面の関係に注目します。個別の表現に引きずられず、施策の目的と働きを抽象化して捉えることが大切です。

確認ポイント

  • 施策の説明で、中心となる活動や役割は何か
  • 情報を受け取る相手と、影響が及ぶ場面はどこか
  • 目的と手段が混同されず、説明の焦点が一貫しているか
正解と解説を見る

正解

エ

解説

人から人へ評判が伝わる現象を積極的に利用し、情報が利用者間で連鎖的に広がることを特徴とするマーケティング手法を問う問題です。

理由

バイラルマーケティングは、利用者から別の利用者へ評判や情報が伝わることを積極的に利用する。ウイルスのように口コミが連鎖して広がることに着目した名称であり、設問の特徴に合致する。

比較

アフィリエイトは紹介者への成果報酬を利用する仕組み、パーミッションマーケティングは顧客の許諾を得て情報を届ける手法です。セグメント内差別化マーケティングは同一市場内での差別化に関する考え方で、評判の伝播そのものを表すものではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。アフィリエイトマーケティングは、ウェブサイト運営者などの紹介者を介して商品やサービスを紹介し、成果に応じて報酬を支払う仕組みである。紹介が口コミを伴う場合はあっても、人から人へ評判が連鎖すること自体を中心的な特徴とする用語ではない。

選択肢イ

これは不正解だよ。セグメント内差別化マーケティングは、同じ市場区分に属する顧客の中で、商品やサービスの特徴を差別化して選ばれることを目指す考え方である。顧客同士の評判が伝わる仕組みを積極的に利用する手法ではない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。パーミッションマーケティングは、顧客から情報提供などの許諾を得た上で、広告や案内を届ける手法である。情報を受け取ることへの同意が重要であり、人から人へ評判が伝わることを利用する点が中心ではない。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。バイラルマーケティングは、利用者から別の利用者へ商品やサービスの評判、情報、話題が伝わり、口コミが連鎖的に広がることを積極的に利用する手法である。設問の特徴をそのまま示している。

学習のポイント

口コミの連鎖と、仲介報酬・許諾・市場内差別化の違いを整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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