STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成25年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アクラスタ分析法
- イ指数平滑法
- ウデルファイ法
- エモンテカルロ法
解き方のヒントを見る
分類手法を見極める観点整理
分類に関する設問では、手法名の印象だけで判断せず、何を分けたいのか、利用する情報の性質、結果をどう評価するのかを順に整理し、各選択肢の前提と目的が整合しているかを確認しましょう。
この問題で問われていること
一つの観点として、分析の目的と入力データの性質が合っているかに注目してください。名称や細かな特徴を暗記するより、対象・情報・期待する結果の関係を読み取り、前提がずれていないかを確認します。
視点
手法を比較するときは、分析対象と得たい結果を整理し、利用する情報の性質や前提を確認します。そのうえで、説明の目的と前提が整合しているかを見て、名称の連想だけで判断しないことが重要です。
確認ポイント
- 分析の対象と、分けた結果を何に使うのかを確認する。
- 入力される情報の性質や前提が、説明と矛盾していないかを見る。
- 名称の印象ではなく、目的・情報・結果の対応関係で判断する。
正解と解説を見る
正解
ア
解説
観測データを互いの類似性に基づいて分類し、形成された集団ごとの特徴や、その特徴に影響する要因を分析する手法を問う問題です。
理由
観測データを類似した特徴をもつ集団や群に分類し、各集団の特徴を把握する分析にはクラスタ分析法を用います。データ間の距離や類似度などを基準に、自然なまとまりを見つける手法です。
比較
指数平滑法は時系列データの予測、デルファイ法は専門家の意見を集約する方法、モンテカルロ法は乱数を用いたシミュレーションです。いずれも類似性による集団分類を主目的とする手法ではありません。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。クラスタ分析法は、観測データ間の類似度や距離に基づいて、似た特徴をもつデータを同じ集団や群に分類する手法です。分類された各クラスタの特徴を調べ、どのような要因が関係しているかを分析できます。
選択肢イ
これは不正解だよ。指数平滑法は、過去の時系列データに重みを付け、より新しい値を重視して将来の値を予測する手法です。データを類似性によって集団や群に分類し、各群の特徴を分析する方法ではありません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。デルファイ法は、専門家へのアンケートを複数回行い、回答結果をフィードバックしながら意見を収束させる手法です。観測データの類似性から集団を作る分類分析とは目的と手順が異なります。
選択肢エ
これは不正解だよ。モンテカルロ法は、乱数を利用した試行を多数回繰り返し、確率的な結果や不確実性を評価するシミュレーション手法です。観測データを類似性で分類して特徴を分析する手法ではありません。
学習のポイント
データ分析手法は、分類・予測・意見集約・シミュレーションなどの目的で整理して覚えましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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