STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成25年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア技術開発
- イ購買物流
- ウサービス
- エ製造
解き方のヒントを見る
活動の役割を流れで捉える視点
各活動を名称や印象だけで判断せず、事業が価値を生み出し、顧客へ届けるまでの流れの中で、どの役割を担っているかを整理して考えることが重要です。その関係に注目しましょう。
この問題で問われていること
選択肢を比べる際は、記述された活動が価値提供の流れのどこで機能しているかという一つの観点に絞り、周辺的な言葉や印象に引きずられず確認しましょう。まず役割の説明だけを読み取りましょう。
視点
事業活動は単独の作業としてではなく、価値が生まれて届くまでのつながりとして捉えると、各記述の役割を整理しやすくなります。
確認ポイント
- 活動の主な目的と、直接関わる相手を確認する
- 価値が生まれる流れの中での位置づけを考える
- 周辺的な説明に惑わされず、役割の記述だけを比較する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
バリューチェーンは、企業活動を価値創出に直接関わる主活動と、それらを横断的に支える支援活動に分けて分析する。技術開発は支援活動に該当する。
理由
バリューチェーンの支援活動は、主活動を円滑に実施するための基盤となる。技術開発は、製品や業務プロセスの改善などを通じて、企業の複数の主活動を支える機能なので、支援活動に分類される。
比較
購買物流、製造、サービスは、原材料や製品を扱い、製品を作り、顧客への提供後に対応するなど、価値提供の流れに直接関わる主活動です。一方、技術開発は個別の提供工程そのものではなく、全体の競争力を支える役割を持つ。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。技術開発は、製品やサービスそのものの改良だけでなく、生産や物流などの業務プロセスを改善する基盤的な活動である。特定の一工程だけに限定されず、主活動全体を支えるため、バリューチェーンでは支援活動に分類される。
選択肢イ
これは不正解だよ。購買物流は、原材料や部品などを受け入れ、保管し、必要な工程へ移動させる活動である。製品を提供するまでの物の流れに直接関わるため、主活動に分類され、支援活動には該当しない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。サービスは、販売後の保守、修理、問い合わせ対応などを通じて、顧客が製品やサービスから得る価値を維持・向上させる活動である。顧客への価値提供に直接関わるため、主活動に分類される。
選択肢エ
これは不正解だよ。製造は、投入された原材料や部品を加工し、製品として形にする中心的な事業活動である。価値を直接付加する工程そのものなので、バリューチェーンでは主活動に分類され、支援活動ではない。
学習のポイント
主活動と支援活動の代表例を、活動の役割と結び付けて覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針