STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成24年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問8

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスのa,bに入れる語句の適切な組合せはどれか。
花形,問題児,金のなる木,負け犬の四象限と,縦軸a・横軸bを示すPPMマトリックス。
花形,問題児,金のなる木,負け犬の四象限と,縦軸a・横軸bを示すPPMマトリックス。

選択肢

  1. ア
    a:売上高利益率,b:市場占有率
  2. イ
    a:市場成長率,b:売上高利益率
  3. ウ
    a:市場成長率,b:市場占有率
  4. エ
    a:市場占有率,b:市場成長率
解き方のヒントを見る

PPMマトリックスの読み取り視点

図を読むときは、まず縦横の軸が表す評価の観点を別々に捉え、その交点に置かれた要素の意味を確認します。用語の印象だけで決めず、軸と配置の対応を丁寧に見直しましょう。

この問題で問われていること

一つの分類名を覚えて当てはめるのではなく、各要素がどの評価軸によって位置づけられているかを確認し、軸の意味と配置の関係に注目して整理しましょう。

視点

分類図を検討する際は、構成要素そのもの、評価に使われる軸、配置結果が示す関係を分けて捉えると、用語の暗記に頼らず整理できます。

確認ポイント

  • 縦軸と横軸がそれぞれ何を評価する観点か確認する
  • 図中の各要素と配置位置の対応関係を確認する
  • 構成要素と分類軸を混同せず、役割を分けて整理する
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

PPMマトリックスは、市場の成長性と自社事業の市場内での相対的な位置を軸に、事業を四つの区分へ分類する手法です。図の縦軸は市場成長率、横軸は市場占有率を表します。

理由

図の上側には花形と問題児があり、下側には金のなる木と負け犬があります。この配置は、上側が市場成長率の高い領域、下側が低い領域であることを示します。

比較

左右方向は市場における自社事業の相対的な強さを表し、左側が高く右側が低い配置です。したがって、aは市場成長率、bは市場占有率となります。

選択肢ア

これは不正解だよ。aを売上高利益率としていますが、PPMの縦軸は市場の成長性を表す指標です。また、bの市場占有率は横軸に対応するものの、aが図の上下の区分を説明できないため、この組合せにはなりません。

選択肢イ

これは不正解だよ。aの市場成長率は縦軸として適切です。しかし、bを売上高利益率としており、PPMの横軸が示す市場内での相対的な位置を表せません。したがって、二つの軸の組合せが誤っています。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。PPMでは、縦軸aに市場成長率を置き、市場の成長性を示します。横軸bには市場占有率を置き、自社事業の市場内での相対的な位置を示します。この対応で四つの区分を説明できます。

選択肢エ

これは不正解だよ。bの市場成長率は縦軸で扱う指標なので、図の横方向に置くことはできません。aの市場占有率も横軸の指標であり、両方の軸を入れ替えているため、図の区分と一致しません。

学習のポイント

PPMでは縦軸と横軸の意味、および各象限の事業区分を対応づけて覚えることが重要です。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問8(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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