STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成24年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問4

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

システム化計画の立案において実施する作業であり,その作業の結果を基に,後続の作業でシステム化機能を整理し,情報と処理の流れを明確にするものはどれか。

選択肢

  1. ア
    機能要件の定義
  2. イ
    業務運用手順の文書化
  3. ウ
    業務モデルの作成
  4. エ
    システム方式の設計
解き方のヒントを見る

作業の目的を見極める視点

各作業が何のために置かれているかを捉え、対象・時点・期待する成果のつながりを整理しましょう。名称の印象ではなく、計画全体の中で担う役割に注目し、前後の関係も確認します。

この問題で問われていること

この問題では、個々の作業を覚えているかではなく、作業の目的を計画上の成果や判断とどう結び付けて考えるかに焦点を当てます。目的と手段を混同しないよう整理しましょう。

視点

作業を単独で捉えず、計画の流れの中で「何を明らかにするためか」「次に何へつながるか」という観点から整理します。用語の印象より、役割の関係を落ち着いて確認しましょう。

確認ポイント

  • 作業が対象とする範囲を確認する
  • 実施する時点や前後関係を整理する
  • 期待される成果とのつながりを見直す
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

この設問は、システム化計画で行う作業と、その成果物が後続作業にどう利用されるかを問う。業務の構造を整理し、機能や情報・処理の流れを明確にする前段の作業を選ぶ。

理由

正答はウ。業務モデルの作成は、業務を構造的に整理し、その結果を基に後続作業でシステム化する機能を整理する作業です。情報と処理の流れを明確にするという設問の説明にも合致する。

比較

機能要件の定義は必要な機能や条件を具体化する作業、業務運用手順の文書化は運用方法を記録する作業、システム方式の設計は実現方式や構成を検討する作業であり、設問の前段作業とは役割が異なる。

選択肢ア

これは不正解だよ。機能要件の定義は、システムに備えるべき機能や条件を具体化する作業であり、業務全体の情報と処理の流れを整理する前段の成果物を作る作業とは役割が異なる。

選択肢イ

これは不正解だよ。業務運用手順の文書化は、業務をどのように運用するかを手順として記録する作業である。設問が求める、システム化機能の整理につながる業務構造の把握とは目的が異なる。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。業務モデルの作成は、対象業務を構造化して捉え、その結果を基に後続作業でシステム化する機能を整理し、情報と処理の流れを明確にする作業である。設問の作業目的と後続関係に一致する。

選択肢エ

これは不正解だよ。システム方式の設計は、必要なシステムを実現する方式や構成を検討する設計段階の作業である。業務の情報と処理の流れを整理する前段の業務分析とは位置付けが異なる。

学習のポイント

計画段階の作業目的と成果物の役割を対応付けて読む力

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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