STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成23年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア市場開発戦略
- イ市場浸透戦略
- ウ製品開発戦略
- エ多角化戦略
解き方のヒントを見る
分類を考える前提をそろえる
戦略の分類を考えるときは、判断の前提が途中で変わっていないかに注目しましょう。同じ言葉でも置かれた状況によって受け取り方が変わるため、何を基準に考えているかをそろえることが大切です。
この問題で問われていること
この問題では、分類名の印象から判断を急ぐ前に、考える際の基準を一貫させることに意識を向けてください。示された情報を扱う間に、自分が判断の前提を付け足したり、変えたりしていないかを確かめましょう。
視点
分類を学ぶ際には、判断に使う前提を短い言葉で置いておくと、考えがぶれていないかを確かめやすくなります。途中で別の基準を持ち込んでいないか、同じ前提のまま振り返ってみましょう。
確認ポイント
- 判断の前提を自分の言葉で確認できているか
- 途中で判断の基準が変わっていないか
- 示された情報にない前提を加えていないか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
図のBは、市場が既存、製品が新規の組合せです。既存市場に新しい製品を投入して成長を図るのは製品開発戦略なので、正解はウとなる。
理由
公式画像では、横方向が製品、縦方向が市場を表している。Bは市場の「既存」の行と製品の「新規」の列が交わる位置にある。この組合せは、既存の市場に新しい製品を投入する製品開発戦略に対応するため、ウが正解です。
比較
Aは既存市場・既存製品の市場浸透戦略、Cは新規市場・既存製品の市場開発戦略、Dは新規市場・新規製品の多角化戦略です。Bの製品開発戦略とCの市場開発戦略は、新しくする対象が製品か市場かという点で異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。市場開発戦略は、既存の製品を新しい市場に展開する戦略で、図ではCに当たる。Bは既存市場と新規製品の組合せなので、市場開発戦略の条件とは一致しない。製品と市場のどちらを新しくするかに注目すると区別できる。
選択肢イ
これは不正解だよ。市場浸透戦略は、既存の製品を既存の市場でさらに販売し、市場シェアなどを高める戦略で、図ではAに当たる。Bは製品が新規であるため、既存製品を前提とする市場浸透戦略には該当しない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。製品開発戦略は、既存の市場に新しい製品を投入して成長を図る戦略である。図のBは、市場が「既存」、製品が「新規」の位置にある。この二つの条件が製品開発戦略の定義に一致するため、ウが正解となる。
選択肢エ
これは不正解だよ。多角化戦略は、新しい製品で新しい市場に進出する戦略で、図ではDに当たる。Bは製品が新規という点では共通するが、市場は既存である。市場と製品の両方を新しくする多角化戦略の条件を満たさない。
学習のポイント
市場と製品をそれぞれ既存・新規に分け、四つの組合せと戦略名の対応を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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