STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成22年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問14

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

SFAを説明したものはどれか。

選択肢

  1. ア
    営業活動にITを活用して営業の効率と品質を高め,売上・利益の大幅な増加や,顧客満足度の向上を目指す手法・概念である。
  2. イ
    卸売業・メーカが小売店の経営活動を支援することによって,自社との取引量の拡大につなげる手法・概念である。
  3. ウ
    企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の効率向上を図るための手法・概念である。
  4. エ
    消費者向けや企業間の商取引を,インターネットなどの電子的なネットワークを活用して行う手法・概念である。
解き方のヒントを見る

目的と前提をそろえて考える

まず設問が扱うテーマの目的と前提を読み取り、個別の用語や印象だけで判断せず、何を支援・改善しようとしているのかという観点から、説明全体の整合性を落ち着いて確かめます。表現の細部より、役割のつながりに注目します。

この問題で問われていること

確認する観点は、示された内容が想定する目的と、そこで扱う対象・利用場面の範囲が無理なく結び付いているかです。定義を暗記するより、説明の前提と結論の関係を丁寧に読みます。

視点

用語を単独で捉えず、目的、対象、利用場面、期待される効果の関係を整理し、説明の前提が一貫しているかを確認します。

確認ポイント

  • 何を支援または改善する説明かを確認する
  • 対象となる範囲や前提を整理する
  • 目的と説明内容のつながりを確かめる
正解と解説を見る

正解

ア

解説

SFAは、営業活動にITを活用し、営業担当者の業務効率や活動品質を高めることで、売上・利益や顧客満足度の向上を目指す手法・概念です。

理由

SFAはSales Force Automationの略で、営業活動に関する顧客情報、商談状況、訪問履歴などをITで管理・共有し、営業プロセスの効率化と質の向上を図る考え方です。

比較

小売店支援による取引拡大は別の流通支援の概念、企業全体の経営資源管理はERP、電子ネットワークによる商取引はECに該当します。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。営業活動にITを活用して業務の効率と品質を高め、売上や利益の増加、顧客満足度の向上を目指すという説明は、営業部門を支援・自動化するSFAの目的と一致している。

選択肢イ

これは不正解だよ。卸売業者やメーカが小売店の経営活動を支援し、自社との取引量を拡大する説明であり、営業担当者の活動をITで効率化するSFAそのものの定義ではない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。企業全体の経営資源を計画・管理して経営効率を高める説明は、全社的な資源管理を扱う概念を示している。営業活動に焦点を当てるSFAとは対象範囲が異なる。

選択肢エ

これは不正解だよ。消費者向けや企業間の商取引をインターネットなどで行う説明は、電子商取引を表している。営業活動の情報共有やプロセス改善を目的とするSFAとは異なる。

学習のポイント

SFAの対象は営業活動であり、全社資源管理や電子商取引とは区別して覚えます。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針