STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問23
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア2
- イ3
- ウ4
- エ5
解き方のヒントを見る
判定の前提となる条件を整理する
品質管理の判定を検討するときは、判断の根拠にする条件の範囲を意識しましょう。与えられた情報と自分の知識を区別し、何を前提として考えているのかを確かめると、思い込みによる読み違いを防ぎやすくなります。
この問題で問われていること
着目するのは、判定に用いる条件が、どの範囲に適用されるかという点です。見慣れた用語から前提を補う前に、与えられた条件を自分の言葉で整理し、そこに書かれていることと、自分が補ったことを分けて捉えましょう。
視点
条件を整理するときは、判断の前提を短い言葉で書き出してみましょう。記載された条件に基づく整理なのか、経験から補った前提なのかを区別することが、この分野を学ぶ際の基本的な確認になります。
確認ポイント
- 判断の前提にしている条件を明確にしたか
- 与えられた条件と自分の補足を区別したか
- 条件の適用範囲を思い込みで広げていないか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
点を左から第1~第11点とすると、異常点は第5・第7・第8・第9点の4個です。基準(4)による第5点は基準(2)と重複するため、追加せずに数えます。正解はウです。
理由
図の点を左から第1~第11点とします。基準(1)については、管理限界線の外側又は線上の点がないため0個です。基準(2)では、連続する第5・第6・第7点のうち、第5・第7点が下側の点線より下にあり、管理限界線近くに該当するので、この2点が異常です。基準(3)では、第3~第9点の7点が連続して中心線の下側にあります。この並びの6点目は第8点、7点目は第9点なので、第8・第9点が異常です。
比較
基準(4)では、第2点から第3点への変化を最初の下降とすると、連続して下降して到達する点は第3・第4・第5点です。その3点目である第5点が異常です。上昇して到達した第2点を下降の1点目に含めて、第4点を異常とすることはできません。基準ごとの異常点は順に0個、2個、2個、1個ですが、第5点が重複します。したがって、異常点数=(0+2+2+1-1)個=4個です。選択肢の2個は2個不足、3個は1個不足、5個は1個過剰となります。
選択肢ア
これは不正解だよ。選択肢の2個は、基準(2)で異常となる第5・第7点の個数と一致します。しかし、第8・第9点も基準(3)に該当します。全基準で得られる異常点は4個なので、2個では2個不足し、設問の条件を満たしません。
選択肢イ
これは不正解だよ。選択肢の3個は、全基準を適用した異常点の個数より1個少ない値です。基準(2)で第5・第7点、基準(3)で第8・第9点が異常となり、これらは別々の4点です。基準(4)の第5点を重複から除いても4個なので、3個にはなりません。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。異常点は第5・第7・第8・第9点の4個です。基準(1)は0個、基準(2)は第5・第7点、基準(3)は第8・第9点に該当します。基準(4)では連続して下降する第3・第4・第5点のうち第5点が異常ですが、既に数えているため追加しません。
選択肢エ
これは不正解だよ。選択肢の5個は、異なる異常点の個数より1個多い値です。基準(2)の2個、基準(3)の2個、基準(4)の1個を足すと5個ですが、第5点が重複しています。重複する1個を除くと4個です。また、第2点を下降の1点目に含めて第4点を追加することもできません。
学習のポイント
中心線の片側に続く点と、連続して下降する点を区別し、異常点の重複を除いて集計しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問23(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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