STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問20
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- アI6+P7-S7+S8
- イS8+S9+S10+S11-I7
- ウS8+S9+S10+S11-I8
- エS9+S10+S11-I7
解き方のヒントを見る
時間軸をそろえて関係を見る
在庫量と需要予測を結び付けて考えるときは、同じ期間・同じ単位・同じ時点の情報を並べ、どの値が前提でどの値が結果として扱われているかを整理し、数字同士を急いで結論付けないようにしましょう。
この問題で問われていること
確認する観点は、在庫量と需要予測が同じ時間の範囲で比較されているかです。対象期間や基準時点をそろえたうえで、両者の関係を説明する前提と、読み手が置いている条件を丁寧に確認しましょう
視点
生産計画を読む際は、数値そのものだけでなく、対象期間、基準時点、単位、前提条件を対応付けて整理します。複数の情報がある場合は、どれが観測値でどれが見込み値かも区別して考えます。
確認ポイント
- 比較する期間と基準時点がそろっているか確認する
- 在庫量と需要予測の単位や対象範囲を確認する
- 各数値が前提・観測・見込みのどれに当たるか確認する
正解と解説を見る
正解
イ
解説
8月末の予想在庫量を9月から11月までの予想販売量と等しくするため、8月の販売量と目標在庫を合計し、7月末の予想在庫量を差し引く。したがって、P8=S8+S9+S10+S11-I7となる。
理由
8月末の予想在庫量は、7月末予想在庫量I7に8月計画生産量P8を加え、8月予想販売量S8を差し引いた量です。これを9月から11月までの予想販売量S9+S10+S11と等しくするため、P8=S8+S9+S10+S11-I7となる。
比較
この問題では、8月の販売量を満たしたうえで、翌々月から3か月分の在庫を8月末に確保する必要がある。したがって、基準となる在庫は7月末予想在庫量I7であり、6月末実在庫量I6や8月末予想在庫量I8を直接使う式ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。I6は6月末実在庫量であり、8月の計画生産量を決める際の基準となる7月末予想在庫量I7ではない。また、P7とS7を含むため、7月の在庫計算を表す式になっており、8月末に必要な在庫目標を求める条件と一致しない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。8月末予想在庫量を9月から11月までの予想販売量に合わせるには、8月の予想販売量S8と目標在庫S9+S10+S11を用いる。そこから計算開始時点の7月末予想在庫量I7を差し引くので、P8=S8+S9+S10+S11-I7となる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。販売量の合計S8+S9+S10+S11は、8月の販売と9月から11月までの目標在庫を表しており適切である。しかし、差し引くべきなのは計算開始時点のI7であり、8月末予想在庫量I8を使うと、求めるP8を含む量を基準にしてしまう。
選択肢エ
これは不正解だよ。I7を基準にする点は適切だが、S8が抜けている。8月の計画生産量は、8月中の予想販売量を補ったうえで、9月から11月までの在庫も確保する必要があるため、S9+S10+S11だけでは8月販売分が不足する。
学習のポイント
在庫の期首量、当月生産量、当月販売量、期末目標量の関係を整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問20(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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