STITストラテジスト試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問12
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アターゲットマーケティング
- イベストプラクティス
- ウベネフィットセグメンテーション
- エマスカスタマイゼーション
解き方のヒントを見る
生産方式を考える一つの視点
生産方式を検討するときは、作り手側の都合だけでなく、顧客が求める内容や受け入れ時期との関係を整理し、条件同士の優先度や両立可能性を丁寧かつ慎重に確認しましょう。
この問題で問われていること
この問題では、方式の名称を覚えて当てはめるよりも、顧客ニーズに応じて何を調整し、その結果どの条件に影響が出るかという関係に注目して丁寧に読み進めることが大切です。
視点
顧客が求める価値と、提供側が調整できる条件との対応関係を整理し、両者のつながりを一つの軸で捉えます。用語の印象だけで判断せず、設問の文脈に沿って考えましょう。
確認ポイント
- 顧客ニーズとして何が重視されているかを確認する。
- 提供側が調整できる条件との関係を整理する。
- 条件同士の優先順位や両立可能性を文脈に沿って見直す。
正解と解説を見る
正解
エ
解説
正解はエです。大量生産の効率を活用しながら、顧客ごとの好みに応じて仕様や機能を細かく調整し、製品やサービスを提供する考え方が設問に一致する。
理由
設問は、量産によるコストや販売規模のメリットを失わずに、個々の顧客に合わせた細かな仕様・機能を取り入れることを問うている。この両立を目指す考え方がマスカスタマイゼーションです。
比較
ターゲットマーケティングやベネフィットセグメンテーションは顧客層の設定・分類に関する概念であり、ベストプラクティスは優れた方法を手本として活用する考え方です。いずれも設問の製品・サービス提供方法とは異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。ターゲットマーケティングは、狙う顧客層を定めて、その層に合わせたマーケティングを行う考え方である。設問のように、大量生産・大量販売の利点を保ちながら、個々の顧客ごとに仕様や機能を細かく組み合わせる製品・サービス提供そのものを指す語ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。ベストプラクティスは、業務や活動で優れた成果を上げた方法を見いだし、標準的な手本として活用する考え方である。顧客の好みに応じて量産品へ細かな仕様・機能を取り込むという、設問の提供方法とは焦点が異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ベネフィットセグメンテーションは、顧客が求める便益や価値の違いによって市場を分ける考え方である。顧客層の分類に関する用語であり、大量生産の効率を生かしつつ個々の好みに合わせた製品・サービスを提供する仕組みを直接表していない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。マスカスタマイゼーションは、大量生産・大量販売の効率やメリットを生かしながら、仕様や機能をきめ細かく取り込み、個々の顧客の好みに応じた製品やサービスを提供しようとする考え方である。設問の条件に一致する。
学習のポイント
マスカスタマイゼーションと市場分類・標準化の違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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