STITストラテジスト試験 午前Ⅱ

平成21年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅱ 問4

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

BI(Business Intelligence)を説明したものはどれか。

選択肢

  1. ア
    企業内の業務の流れを可視化し,業務改善サイクルを適応することで,継続的な業務改善に活用しようとする手法
  2. イ
    企業内の異なるシステムを互いに連結し,データやプロセスの効率的な統合を図ることで,企業経営に活用しようとする手法
  3. ウ
    企業内の重要な戦略目標の達成度を測定するための指標の値を把握し,分析することで,業務の進捗管理に活用しようとする手法
  4. エ
    企業内の膨大なデータを蓄積し,分類・加工・分析をすることで,企業の迅速な意思決定に活用しようとする手法
解き方のヒントを見る

業務支援概念を整理する視点

業務を支援する考え方を検討するときは、用語の印象だけで判断せず、誰のどの作業を、何のために支える概念なのかという対応関係に注目して整理します。画面上の説明を読み比べる際も、この一点を軸に考えると、表面的な似た表現に引きずられにくくなります。

この問題で問われていること

選択肢を読むときは、説明されている概念が業務のどの目的や場面に結び付けられているかを確認し、名称の知名度や言葉の響きではなく、文中の関係性に基づいて検討してください。

視点

業務上の目的と支援対象の結び付きに着目し、概念名そのものではなく、説明の中で何を支えるものとして位置付けられているかを読み取ります。

確認ポイント

  • 説明が示す業務上の目的を確認する
  • 支援の対象となる作業や利用場面との関係を確認する
  • 名称や印象ではなく、文中の対応関係で整理する
正解と解説を見る

正解

エ

解説

BIは、企業内に蓄積された大量のデータを分類・加工・分析し、経営者や担当者が迅速で適切な意思決定を行えるように活用する考え方です。

理由

BIでは、企業内に蓄積されたデータを整理・分析し、経営状況の把握や課題の発見、迅速な意思決定に役立てる。単なるデータ保存ではなく、分析結果を企業活動に生かす点が重要です。

比較

アは業務改善サイクル、イは異なるシステムやプロセスの統合、ウは戦略目標を測る指標による進捗管理に重点がある。これらに対し、BIは企業内データの分析と意思決定への活用を中心とする。

選択肢ア

これは不正解だよ。企業内の業務の流れを可視化し、業務改善サイクルを適応して継続的な改善に役立てる説明である。業務改善そのものに重点があり、企業内データを分析して意思決定を支援するBIの説明とは異なる。

選択肢イ

これは不正解だよ。異なるシステムを互いに連結し、データやプロセスを効率的に統合することが主眼である。システム間の連携や統合を示す説明であり、蓄積データの分析を企業判断に生かすBIとは目的が異なる。

選択肢ウ

これは不正解だよ。重要な戦略目標の達成度を測る指標を把握・分析し、業務の進捗管理に活用する説明である。指標による目標管理に焦点があり、企業内の膨大なデータを広く分析して意思決定を支援するBIとは範囲が異なる。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。企業内の膨大なデータを蓄積し、分類・加工・分析することで、企業の迅速な意思決定に活用する説明である。BIが扱う情報の処理方法と、分析結果を企業判断に役立てる目的の両方に合致している。

学習のポイント

業務改善、システム統合、指標管理とBIの違いを整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針