SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ

平成28年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅰ 問5

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

あるシステムにおいて,MTBFとMTTRがともに1.5倍になったとき,アベイラビリティ(稼働率)は何倍になるか。
公式問題冊子の問5(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問5(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問5(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問5(図や選択肢を含む)

選択肢

  1. ア
    2/3
  2. イ
    1.5
  3. ウ
    2.25
  4. エ
    変わらない
解き方のヒントを見る

信頼性の時間指標

MTBF・MTTRの測定区間と、時間の平均値と比率の違いを整理する。

この問題で問われていること

故障と復旧を繰り返す時系列で、MTBFとMTTRがそれぞれどの区間を測る指標か調べられるか。

信頼性の時間指標

故障と復旧を繰り返す時系列で、MTBFとMTTRがそれぞれどの区間を測る指標か調べられるか。

確認ポイント

  • 「稼働開始→故障→復旧→次の故障」の時間軸を描き、MTBFとMTTRに対応する区間を資料で確認できるか。
  • 複数回の記録から各指標の平均値を求めるとき、どの時間を集計し、何の回数で割るか確認できるか。
  • 時間で表す指標と比率で表す指標では、単位の扱いがどう違うか比較できるか。
正解と解説を見る

正解

エ

解説

添付の公式解答では,問5の正解は「エ」。MTBFは平均故障間隔,MTTRは平均修復時間を表します。稼働率はMTBF/(MTBF+MTTR)で求める。両方が1.5倍になると,変更後の稼働率=(1.5×MTBF)/{1.5×(MTBF+MTTR)}=MTBF/(MTBF+MTTR)となる。したがって,稼働率は元の1倍で,変わらない。

添付の公式解答では,問5の正解は「エ」。MTBFは平均故障間隔,MTTRは平均修復時間を表します。稼働率はMTBF/(MTBF+MTTR)で求める。両方が1.5倍になると,変更後の稼働率=(1.5×MTBF)/{1.5×(MTBF+MTTR)}=MTBF/(MTBF+MTTR)となる。したがって,稼働率は元の1倍で,変わらない。

選択肢ア

誤り。2/3は1.5の逆数だが,稼働率はMTTRだけに反比例するものではない。MTBFとMTTRの両方を稼働率の式に代入する必要がある。

選択肢イ

誤り。MTBFは1.5倍になるが,分母のMTBF+MTTRも1.5倍になるので,稼働率は1.5倍にはならない。

選択肢ウ

誤り。2.25は1.5×1.5だが,稼働率はMTBFとMTTRの積ではなく,MTBF/(MTBF+MTTR)で求める。

選択肢エ(正解)

正しい。変更後の稼働率は(1.5×MTBF)/(1.5×MTBF+1.5×MTTR)となり,分子と分母の1.5を約分すると元の稼働率と等しくなる。

学習のポイント

故障と復旧を繰り返す時系列で、MTBFとMTTRがそれぞれどの区間を測る指標か調べられるか。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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