SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

令和5年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問5

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

IaC (Infrastructure as Code) に関する記述として、 最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    インフラストラクチャの自律的なシステム運用を実現するために、 インシデントへの対応手順をコードに定義すること
  2. イ
    各種開発支援ツールを利用するために、 ツールの連携手順をコードに定義すること
  3. ウ
    継続的インテグレーションを実現するために、 アプリケーションの生成手順や試験の手順をコードに定義むすること
  4. エ
    ソフトウェアによる自動実行を可能にするために、 システムの構成や状態をコードに定義むすること
解き方のヒントを見る

午前I 問05:Infrastructure as Codeは“インフラの設計図をコードで持つ”考え方だよ

Infrastructure as Code(IaC)は、サーバやネットワーク、ミドルウェアの設定みたいなインフラの状態を、手順書ではなくコードとして書いて管理する考え方だよ。料理のレシピがあれば同じ味を何度も再現できるように、IaCでは同じ構成のインフラを自動で何度も作れるようにするんだ。

この問題で問われていること

ここで大事なのは、CIの手順や日々の運用作業をコード化する話と混同しないことだよ。IaCが対象にしているのは、サーバやネットワークなどの“インフラそのものの定義”だと押さえよう。

Infrastructure as Code

describe infrastructure declaratively or procedurally as code

servers\nnetwork\nconfig\nas code

確認ポイント

  • アプリのビルド手順そのものではありません。
  • 運用対応手順コード化とも違う。
  • 構成や状態のコード定義が本質です。
正解と解説を見る

正解

エ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。インシデント対応手順をコードにするのは、障害が起きたときの対応マニュアルを自動化するような話だよ。たとえるなら、火事が起きたときの避難手順を決める話で、建物の部屋割りや設備をコードで管理する話とは違うんだ。

選択肢イ

これは不正解だよ。開発支援ツール同士の連携手順をコードにする話で、ツールの使い方やつなぎ方の自動化に近いんだ。たとえるなら、複数の窓口をどの順番で回るかを決める話で、建物そのものの構成をコードで作る話ではないよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。アプリの作り方やテスト手順をコードにして自動化する話なので、CI(継続的インテグレーション)に近いんだ。たとえるなら、料理そのもののレシピと味見手順を自動化する話で、キッチンの設備配置をコードで管理する話ではないよ。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。システムの構成や状態をコードで定義して、自動で同じ環境を作れるようにするのがInfrastructure as Codeの考え方なんだ。たとえるなら、サーバ設定を職人の手作業に頼らず、家具の組立説明書みたいなコードにして、誰がやっても同じ部屋を再現できるようにする感じだよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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