SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
令和3年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問22
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アマスタファイルが置かれているサーバを二重化し、 耐障害性の向上を図っていること
- イマスタファイルのデータを複数件まとめて検索・加工するための機能が、 システムに盛り込まれていること
- ウマスタファイルのメンテナンスは、 特権アカウントを付与された者だけに許されていること
- エマスタファイルへのデータ入力チェック機能が、 システムに盛り込まれている人も
解き方のヒントを見る
可用性は「止まっても使えるようにしてある?」を見る観点だよ
マスタファイル管理の監査項目を、機密性・完全性・可用性に分ける問題だよ。可用性は、たとえばお店のレジが1台壊れても予備のレジで会計を続けられるようにしておくイメージ。つまり、サーバを二重化するなどして、障害が起きても業務を止めずに続けられるか、復旧できるかを見る観点なんだ。特権アカウントの管理は「勝手に見られないようにする」機密性、入力チェックは「データを正しく保つ」完全性の話なので、可用性とは分けて考えよう。
この問題で問われていること
可用性を「必要なときに使い続けられること」「障害時に復旧・継続できること」として見分けられるかがポイントだよ。アクセス制御や入力チェックのような機密性・完全性の対策と混同しないようにしよう。
Availability-Oriented Audit Items
availability in master-file controls is about keeping the file usable even during failures、 such as by redundancy or failover design、 rather than about access restriction or input validation
availability = continue use during failure\nredundancy or fault tolerance belongs here\naccess restriction = confidentiality\ninput validation = integrity
確認ポイント
- 可用性は使い続けられるかで見る。
- 二重化や耐障害性は可用性の論点です。
- 機密性や完全性の統制と混同しない。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これが正解だよ。サーバを二重化するのは、片方が故障してももう片方で続けられるようにするためだね。たとえるなら、店のレジを2台用意しておいて、1台壊れても営業を止めないようにする感じ。必要なときに使い続けられるので、可用性に当たるよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。複数件をまとめて検索・加工できるのは、作業を早く楽にするための話だね。たとえるなら、名簿を1人ずつ探すより一括検索できる窓口を用意する感じ。便利さや効率性の話であって、「システムを必要なときに使えるか」という可用性の話ではないよ。
選択肢ウ(正解)
これは不正解だよ。特権アカウントを持つ人だけがメンテナンスできるのは、勝手に中身を触られないようにするためだね。たとえるなら、金庫の合鍵を限られた担当者だけに渡す感じ。これは秘密や権限を守る機密性の話で、サーバが止まらず使えるかという可用性とは別だよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。データ入力チェックは、変な値や入力ミスを防ぐための仕組みだね。たとえるなら、申込書の電話番号欄に文字が入っていたら窓口で止めてもらう感じ。データを正しく保つ完全性の話であって、使い続けられるかという可用性ではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和3年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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