SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成31年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問29

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

IoT活用におけるディジタルツインの説明はどれか。

選択肢

  1. ア
    インターネットを介して遠隔地に設置した3Dプリンタへ設計データを送り短時問に複製物を製作すること
  2. イ
    システムを正副の二重に用意し、 災害や故障時にシステムの稼働の継続を保証すること
  3. ウ
    自宅の家電機器とインターネットでつながり、 稼働監視や操作を遠隔で行うことができるウェアラブルデバイスのこと
  4. エ
    ディジタル空問に現実世界と同等な世界を、 様々なセンサで収集したデータを用いて構築し、 現実世界では実施できないようなシミュレーションを行うこと
解き方のヒントを見る

午前I 問29:パレート図は“多い順ランキング+累積”で原因を見つける図だよ

パレート図は、トラブルや不良などの件数を項目ごとに集計して、多い順に並べる図だよ。さらに累積比率も一緒に見ることで、「どの原因から手を付けると効果が大きいか」が直感的に分かるんだ。たとえば部屋の散らかり具合を片付けるときに、“床の服が50%、机の書類が30%…”みたいに多い順で見れば、まず服から片付けようって判断しやすいよね。

この問題で問われていること

この問題では、パレート図が“主要因を見つけるための多い順グラフ”だと分かっているかがポイントだよ。原因の関係を魚の骨みたいに整理する特性要因図や、原因同士のつながりを見る連関図とは目的が違うので、それぞれの使いどころを区別しよう。

Pareto Chart

Pareto charts highlight major causes by sorting categories by frequency and showing cumulative ratio

sorted frequency\ncumulative ratio\nidentify vital few

確認ポイント

  • 原因の洗い出し図ではありません。
  • 相関関係整理図でもない。
  • 件数上位要因の把握ならパレート図。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは3Dプリンタを遠隔で使って物を作る説明だよ。遠くのコピー機にデータを送って印刷するようなもので、設計データから実物を作る話だね。デジタル空間で現実世界を再現して分析・予測する話ではないので不正解だよ。

選択肢イ(正解)

これはフォールトトレラントや冗長化の説明だよ。お店でいうと、メインのレジが壊れても予備のレジですぐ会計を続けられるようにする仕組みだね。デジタル空間に現実世界を再現して試す話ではないので、この問題の答えとしては不正解だよ。

選択肢ウ

これはIoTやスマート家電と連携するウェアラブルデバイスの説明だよ。腕時計型のリモコンで家のエアコンを外から操作する、みたいなイメージだね。現実世界のコピーをコンピュータ上に作って実験する話ではないので不正解だよ。

選択肢エ

これはデジタルツインの説明なので正解だよ。たとえば本物の工場をいきなり止めて実験するのは危ないけど、コンピュータの中に“そっくりな工場模型”を作れば、温度や機械の動きをデータで反映して安全にシミュレーションできる、という考え方だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成31年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問29(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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