SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問28

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

RPA (Robotic Process Automation) の説明はどれか。

選択肢

  1. ア
    ホワイトカラーの単純な問接作業を、 ルールエンジンや認知技術などを活用して代行するソフトウェア
  2. イ
    自動制御によって、 対象物をつかみ、 動かす機能や、 自動的に移動できる機能を有し、 また、 各種の作業をプログラムによって実行できる産業用ロボット
  3. ウ
    車両の状態や周囲の環境を認識し、 利用者が行き先を指定するだけで自律的な走行を可能とするレーダ、 GPS、 カメラなどの自動運転関連機器
  4. エ
    人の生活と同じ空問で安全性を確保しながら、 食事、 清掃、 移動、 コミュニケーションなどの生活支援に使用されるロボットー35一
解き方のヒントを見る

午前I 問28:RPAは“パソコン上の事務作業を代わりにやってくれる係”だよ

RPAは、画面をクリックしたり、決まった場所からデータをコピーして別の表に貼り付けたりするような、手順が決まっている事務作業を自動化する仕組みだよ。工場で動くロボットや、自動運転車のような物理的に動く機械とは別物として考えよう。

この問題で問われていること

ポイントは、RPAを“ロボット”という言葉だけで産業用ロボットやAI全般と混同しないことだよ。人がパソコンで繰り返し行う定型作業を、ソフトウェアが代わりに実行するものとして捉えよう。

RPA

RPA automates routine white-collar back-office tasks with software

software robot\nroutine office tasks

確認ポイント

  • 産業用ロボットではありません。
  • 生活支援ロボットでもない。
  • 定型的な間接業務の自動化を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

これが正解だよ。RPAは、人がパソコンで毎回同じ手順でやっている事務作業を、ソフトウェアに代行させる仕組みなんだ。たとえば、毎朝メールの添付ファイルを開いて、数字を表に写して、別システムに入力する作業を『手順書どおりに動くデジタルな事務員さん』に任せるイメージだよ。

選択肢イ

これは産業用ロボットの説明だから不正解だよ。工場で部品をつかんだり運んだりする機械の腕のようなものを指しているんだ。RPAは物をつかむロボットではなく、パソコン上の入力や転記などを自動化するソフトウェアだよ。

選択肢ウ

これは自動運転の説明だから不正解だよ。車がレーダやGPSやカメラで周りを見て自分で走る、という話で、事務作業をソフトウェアに任せるRPAとは別物なんだ。たとえるなら、これは『自分で道を見て走る車』の話であって、『書類仕事を代わりに処理する事務員ロボ』の話ではないよ。

選択肢エ

これは生活支援ロボットの説明だから不正解だよ。人の近くで食事や掃除、移動などを助ける実体のあるロボットの話なんだ。RPAは家の中を動き回って手助けするロボットではなく、パソコンの中で事務処理を自動実行するソフトウェアだよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問28(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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