SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問27
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アWTO政府調達協定の加盟国では、 政府調達は国際標準の仕様に従って行われる。
- イ国際標準に適合しない競合製品に比べて、 技術的に優位であることが保証される。
- ウ国際標準に適合するために必要な特許は、 全て無償でライセンスを受けられる。
- エ輸出先国の国内標準及び国内法規の規制を受けることなく製品を輸出できる。
解き方のヒントを見る
午前I 問27:強みが“長く勝てる武器”かを見極めよう
会社の強みを見るときは、「価値があるか」だけじゃ足りないよ。たとえば、すごく便利な道具を持っていても、みんなが同じ道具を持っていたら差はつかないよね。だから、他社が持っていないか、簡単にまねされないか、そしてその強みをちゃんと使いこなせる組織になっているかを順番に確認しよう。
この問題で問われていること
ここでは SWOT や 3C のように環境や市場を広く整理する話ではなく、その会社の経営資源が“競争優位を長く保てる強み”になっているかを見る問題だよ。強みの持続性を評価している、と見抜けるかがポイントだよ。
VRIO
VRIO assesses sustained competitive advantage using Value、 Rarity、 Imitability、 and Organization
Value\nRarity\nImitability\nOrganization
確認ポイント
- 外部環境分析そのものではありません。
- 4 つの観点で経営資源を評価する。
- VRIO を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。選択肢一覧では不正解と書かれているけど、この公式問題ではここが正解になる内容だよ。WTO政府調達協定では、加盟国の政府が物品やサービスを調達するとき、できるだけ国際標準に基づいた仕様を使うことが求められるんだ。たとえば役所の窓口で『うちだけの特殊な形の申請書しか受け付けません』とすると外国企業が参加しにくいよね。国際標準を使うことで、公平に参加しやすくする考え方だよ。
選択肢イ
これは間違いだよ。国際標準に合っていることは、『みんなで決めた共通サイズの合鍵に対応している』くらいの意味であって、『その鍵が世界で一番高性能』という保証ではないんだ。標準適合は互換性や取引のしやすさには役立つけど、競合製品より技術的に優れているとは限らないよ。
選択肢ウ
これは間違いだよ。国際標準に必要な特許でも、必ず無料で使えるとは限らないんだ。たとえば、共通規格の部品を作るために誰かの発明を使うなら、『使っていいけど利用料は払ってね』となることがあるよ。標準化と特許の無償利用は別の話だよ。
選択肢エ
これは間違いだよ。国際標準に合っていても、輸出先の国の法律や安全規制を無視できるわけではないんだ。海外旅行で国際的に通じるパスポートを持っていても、入国先のルールには従う必要がある、という感じだよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問27(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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